ワイン

(わいん)

英字表記では「wine」。「ワイン」とは、ブドウ果実を原料に製造した醸造酒の総称です。その歴史は紀元前8000年頃と古く、発祥地は中近東や小アジア地域と言われています。紀元前5000年頃には文献に残されており、紀元前4000年代には、エジプトの壁画にワイン造りの道具が描かれています。その後、ワインはギリシャに伝わり、紀元前1100年頃にはギリシャは有数のワイン輸出国となりました。また、飲んで楽しむだけでなく、薬としても利用されていたそうです。

ワインがヨーロッパに伝わったのは、紀元前600年頃、ギリシャ人がフランスに移り住んできた時にワインも伝わり、やがてヨーロッパ全土に広がります。17世紀頃には、ビン詰めでコルク栓のワインが登場しました。日本においては、室町時代後期に、スペインやポルトガルからワインが伝わったとされています。現代では、日本人にとってワインは身近なお酒として親しまれるほか、日本産のワインは世界からも注目され、高い評価を得るまでに成長しました。

今日、世界にはさまざまなタイプのワインがあり、製造法や原材料により、以下の4つに分類されます。「スティルワイン」は市場に最も多く出回っているワインで、発泡性がなく、赤・白・ロゼの3色のカラーがあります。「スパークリングワイン」は発泡性があり、代表的なものではシャンパーニュ地方のシャンパン(正式にはシャンパーニュ)が挙げられます。「フォーティファイドワイン」はアルコール添加して作られたワインで、シェリーやマディラ、マルサラなどのアルコール度数が高いワイン。「フレーバードワイン」は、ワインに果実や薬草などを加えたワインで、サングリア、ヴェルモットなどが有名です。

ホテルのレストランでは、料理に合うさまざまなワインを揃えお客様をもてなします。近年では「ワイナリーホテル」と呼ばれる、フランスのワインシャトーのように宿泊できるワイナリーも続々とオープン。今後は海外産のワインだけでなく、日本産ワインの需要においても、さらなる成長が期待されています。

使用例

・おススメの赤ワイン

・ワインのテイスティング

・ワインエキスパート
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