リキュール

(りきゅーる)

リキュール(liqueur)は、ラテン語で「溶け込ませる」という意味。ハーブや果実、ナッツ、クリームなどの材料を蒸留酒に加えて、香りや風味などを溶かし込んだものを指します。

「液体の宝石」とも呼ばれ、美しい色合いや香りを生かしたカクテルのベースや洋菓子の風味付けに使われています。

紀元前の古代ギリシャで、酸味の強いワインに蜂蜜や薬草を溶かして飲んだことが起源と言われています。現在のリキュールは蒸留酒をベースとしたものが一般的であり、ワインをベースにしたものはリキュールとは言えません。蒸留酒をベースにリキュールが作られたのは11世紀から13世紀です。この頃、錬金術師たちによって生命の水(アクアヴィテ)と呼ばれる蒸留酒が作られ、薬酒としての効能があると伝えられ重宝されたことから「エリクサー」と呼ばれるようになりました。

現在のリキュールには4種類あり、フルーツ系、ナッツ・ビーン・カーネル系(種や豆のこと)、ハーブ・スパイス系、スペシャルティーズ系(卵や生クリーム、ヨーグルトなど)に分けられています。もととなった「エリクサー」はハーブ・スパイス系に分類され、今でも購入することができます。ジンやウォッカは原材料で蒸留酒を作るお酒。対してリキュールは蒸留酒が作られた後で、フルーツやハーブなどを入れ作られるため、同じ系統のリキュールでもベースが違えばまた違う味わいになります。カクテルを作るときはジンやウォッカ、ラム酒などベースで、リキュールで割りデコレーションのフルーツを飾るのが一般的です。また、フルーツ系のリキュールにはイチゴや桃、オレンジなど種類も多く、中にはチョコレートのお酒もあり洋菓子の香りづけにシロップに混ぜてアルコールを飛ばして使われたりします。

ホテルでは、あえてアルコールを飛ばさずにスイーツに使う場合もあり、大人な味わいを楽しむことができます。女性でも飲みやすく、色も香りも楽しみ方も多いお酒です。

使用例


・リキュールのフルーツ系カクテルください。

・ケーキにリキュールは入っていますか?
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