アントルメ

(あんとるめ)

「アントルメ(entremets)」には、大きく分けて二つの意味があります。

一つは、コース料理などで食後のデザートとして提供される、甘い菓子のことを指します。「entre(~の間に)」+「mets(料理 皿)」から成り立つ言葉で、本来は西洋料理のメインである肉料理とデザートの間に出る軽い料理のことでしたが、現在は甘いお菓子がほとんどとなりました。

また、アントルメには冷菓と温菓の2種類があります。冷菓は体温以下の温度で提供される菓子類で、冷たいプディング、アイスクリーム、シャーベット、ブランマンジェなどが代表的です。一方、温菓は体温以上で供される菓子類を指し、温かいプディング、クレープ、パイ、ベニエなどがこれに当たります。なお、クッキーなどの干菓子は用いません。

二つ目は、洋菓子業界用語とし「ホールケーキ」「切り分ける前の大型生菓子」という意味です。これは洋菓子の業界用語で、カットされたピースケーキを指す「プティ・ガトー」と対比して使われる場合もあるようです。

アントルメには二つの意味があるため、意思の疎通がうまくいかないと、意味を取り違えてしまう恐れがあります。アントルメという言葉を使う際は、注意深くコミュニケーションを交わすよう心がけましょう。

使用例


・料理よりもアントルメが絶品だった。

・アントルメは冷菓の方が好みだ。
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