コンフィ

(こんふぃ)

コンフィはフランス料理の調理法の一種で、肉類などを油脂の中に入れ、低温で加熱したものです。食材の風味を良くし、油脂で覆ったままにするため、長期間保存できることが特徴。

コンフィの名前はフランス語の「confit(コンフィル)」から来ており、confitの意味は「保存する」。さらにさかのぼると、ラテン語で「作る・準備する・行う」といった意味合いの「conficere(コンフィケーレ)」が語源と言われています。

コンフィによく使われる食材としては、豚、鶏、鴨、がちょう、七面鳥などの肉類、牡蠣などの魚介類、ジャガイモなどの根菜類が挙げられます。

これらの食材に塩で味付けをし、スパイスやハーブで香り付けをして油脂で煮込みます。使用する油脂は、食材と同じ動物の脂肪かオリーブオイル。低温で長時間、じっくりと火を入れていきます。完成後は、油脂に入れたままの状態で冷やし、凝固した油脂の中で保存します。

密閉し、冷所に置けば数カ月間は保存でき、再加熱を繰り返せばさらに長持ち。コンフィは食物を保存するための、最も古い方法のひとつとされているのです。

また、果物を砂糖漬けにして保存性を高めたものも、コンフィと呼ばれます。果物のコンフィは、フランス語で「fruits confits(フリュイ・コンフィ)」と呼ばれ、フランスでは「コンフィズリー」と呼ばれる専門店もあります。

使用例


・本日のおすすめは、鴨のコンフィです。

・フランス料理店で、サーモンのコンフィを食べる。

・コンフィとは、どのような料理を指すのですか。
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