サフラン

(さふらん)

英字表記は「saffron」。「サフラン」とは、南ヨーロッパや西アジアが原産のアヤメ科の球根植物です。別名を蕃紅花(ばんこうか)、またはクロッカスと言います。サフランの花の雌しべは濃い赤色や赤褐色をした糸状の形をしており、強いエキゾチックな芳香がすることから、乾燥させてスパイスとして利用します。また、水に浸すと黄色成分のクロシンが滲み出て、鮮明な黄色に染まり、料理だけでなく口紅や染物としても利用されています。

16世紀のイギリスでは、陽気で楽天的な人にあうと、「サフランのベッドで寝ていたのだろう」と言うくらい、サフランの色と香りは、人の気持ちを引き立て、明るくすると信じられてきました。

一つの花から3本しか採れない雌しべは、開花した朝に手作業で摘み採り、1kgのサフランを採るのに、約17万個の花から50万本もの雌しべが必要となります。このため、サフランはスパイスの中でもとりわけ高価なものでもあります。

サフランはお米や魚介類、乳製品と相性がよく、ブイヤベースやパエリア、リゾットなど、料理の黄色(黄金色)の色づけや香りづけに使われます。ホテルのレストランでは、サフランを使ったオリジナルの料理なども生み出され、鮮やかな色と香りでお客様をもてなします。

使用例

・黄色の鮮やかなサフランライスは、カレーとも好相性だ。

・サフランを使って、パエリアを作る。
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