ジュレ

(じゅれ)

ジュレ(gelee)は、フランス語で凝固剤を使用して固められたゲル状のものを指します。

フランス料理の前菜でドレッシングとして使われたり、パンナコッタの上にラズベリーのジュレなど乗せるものもあり、定義はありません。魚や肉のダシ、果実を煮込んだものにゼラチンや寒天、ペクチンなどの凝固剤を入れて作られています。「ジュレ」は調味料、ドレッシング類に分類されることが多いく、流れ落ちにくく絡みやすいのが特徴です。そのため、どんな料理にも合わせられて、おしゃれに見えます。近年、日本ではポン酢をジュレにした商品がブームになりました。洋食だけでなく和食でも使われています。

同じように凝固剤を使用したものとして「ゼリー(jelly)」があります。「ジュレ」と「ゼリー」には明確な違いはありません。「ジュレ」はフランス語、「ゼリー」は英語。日本では「ジュレ」が調味料で、「ゼリー」がお菓子というイメージがついていますが、呼び方の違いで本来中身は変わりません。また、「ジュレ」は食品だけでなく美容液などにも使われています。プルプルとしていて肌になじみ、保湿性が高く潤いを閉じ込めるため人気になりました。

使用例


・パンナコッタ・ルージュジュレ 

・鯛のカルパッチョ ジュレ乗せ
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