クレープシュゼット

(くれーぷしゅぜっと)

クレープシュゼットとは、クレープをバター、オレンジ果汁、リキュール(グラン・マルニエが一般的)に入れて温め、フランベしたデザートです。フランベによってリキュールに含まれる糖分が濃厚なカラメルとなり、なめらかで香り高い風味に仕上がります。クレープシュゼットと称されることもあり、レストランやカフェでいただく優雅なデザートとして定着しています。

シュゼットの発祥にはさまざまな説がありますが、もっともよく語られるのは次のような説です。

アンリ・シャルパンティエ氏という料理人が、後のイギリス王となるエドワード王子と彼の恋人の食事を作った時のこと。

リキュールが入ったお皿に火がついてしまうというアクシデントに見舞われました。シャルパンティエ氏はデザートが台無しになって慌てましたが、青い炎が燃える様子をエドワード王子が気に入って試食。

非常に美味しかったので、王子は「このデザートの名前は何ですか」とシャルパンティエ氏に尋ねました。シャルパンティエ氏はとっさに「クレープ・プリンセスにするつもりです」と答えたところ、王子は「ここに淑女が居ます。彼女の名前はシュゼット。クレープ・シュゼットと名付けてはいかがですか?」と提案。こうして、このデザートは誕生したと言われています。

アイスクリームを添えてたり、オレンジ果汁の代わりにレモンやリンゴが使われたりと、アレンジのバリエーションも豊富なシュゼット。また、ワゴンサービスでフランベの様子を見せるパフォーマンスも人気です。

使用例


・あのカフェに行ったらクレープシュゼットを食べなければ。

・バニラアイスを添えたクレープシュゼットが食べたい。
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