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(うぉーくいん)
「ウォークイン」は「歩いて入る」という意味で、宿泊業界では予約を入れずに泊まりに来るお客様のことを指します。
ウォークインでの宿泊は、来館時点で客室に空きがあれば可能でありますが、予約ありの場合に比べてデメリットがあります。
まず予約のある人は身元情報や、場合によってはクレジットカードの情報などをすでに伝えているので信頼があります。対してウォークインの人は、身元が分らないので本人確認書類の提示やデポジットを求められることがあります。
「スキッパー」と言って、ホテルの後払い制度を悪用し、宿泊費を払わず逃げる人が居ます。スキッパーは、ウォークインで来館するケースが多いので、それを防ぐための措置でもあります。
また、身なりや態度が怪しいと、空きがあったとしても宿泊を断られる場合があります。フロント係は、ウォークインの客を泊めるか断るかを判断する権限があるのです。反対に、予約を入れてさえいれば身元情報は分っているので、少々怪しいところがあっても基本的には断らず、デポジットや前払いなどのお願いで対応するそうです。
このように、ウォークインはホテルにとっても宿泊客にとっても負担がかかります。やむを得ず急に宿が必要になることもありますが、突然来館するのではなく、事前に電話を入れた方がスムーズですね。
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