コック

(こっく)

コックは、日本語で食品を食べれるように調理するすべての人、料理人のことを指します。語源はオランダ語の「kok」からきていて、西洋料理や中華料理を作る人のことを指していることが多いです。職業としてコックが成立したのは、イタリア半島西方に位置するサルディーニャという島で、青銅器時代にはあったといわれています。

よく間違われるのは、「コック」と「シェフ」です。コックは調理するすべての人を指しますが、「シェフ」はコックをまとめる料理長のことを指します。また、コックは複数人いますが、シェフは厨房のなかには1人しかいません。西洋料理においてシェフ以外の人がコックと呼ばれています。コックになるためには、特に必要な資格はありません。必要なのは、体力、忍耐力、技術を習得する姿勢です。長い時間をかけて修行を積み重ね、シェフに認められた者だけが客に出す料理を作ることができます。

また、コックに関する資格で専門学校や通信でとれる「調理師」という資格がありますが、必ず必要な資格ではありません。専門学校卒業と同時に取得できる調理師免許ですが、一般的に取得するためには「3年以上の飲食業経験」が必要になってきます。

日本の料理人は「コック」や「シェフ」という呼び方はしません。西洋の料理人「コック」に当たる人を日本の料理人では「板前」といいます。そして、「シェフ」に当たる人を「板元」といいます。「板」とつくのは「まな板」を使い、その前で調理をすることから付けられました。

ホテルでは和食、洋食関係なく「コック」や「シェフ」と言われていることがあります。一方、旅館では「板前」や「板元」と呼ばれることが多いです。

使用例


・コックの仕事をする。
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