バンケット

(ばんけっと)

バンケットとは、宴会や晩餐会、ごちそうという意味の言葉です。ホテル業界では上記の意味の他、婚礼や大きな会議を指す意味としても使われます。

そのような用途に使われる部屋を、「バンケットルーム」と呼びます。高層階で見晴らしの良いバンケットルームや、美しい庭に面してガーデンウェディングに利用できるバンケットルームなど、ホテルごとに趣向を凝らしたさまざまなバンケットルームがあります。

ホテルの従業員の役割にも「バンケット」と呼ばれるものがあります。宴会進行をサポートする担当者の事を指します。ホテルで開かれる宴会で最も多いのは、披露宴です。大勢のゲストに次々とコース料理を配膳したり、座席の案内をしたりと、宴を時間どおりに進行させていきます。バンケットキャプテンと呼ばれるリーダーが指揮を執ります。

バンケットの役割で重要なのが、とにかく気配りです。ゲストのグラスが空になっていないか。お手洗いの場所を探していそうなゲストがいないか。気分の悪そうなゲストがいないか。また、料理やお酒について質問を受けることもありますので、知識も必要です。

宴が無事に終わるまでは気が抜けません。一生に一度の思い出作りに携わる責任重大な仕事なのです。しかしながら、どこのホテルでも披露宴には力を入れていますので、バンケットは今後も活躍できる職業ではないかと思います。しっかりとしたマナーを身に着け、一流のバンケットともなれば高待遇で働ける可能性があります。

使用例


・海の見えるバンケットルームで披露宴を挙げたい

・バンケットの対応が丁寧で素晴らしかった
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