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(ばーてんだー)
バーテンダー(bartender)は、バーやラウンジなどのカウンター席が設置された酒場でお酒を作る人のことを指します。日本ではシェイカーでカクテルを作る人を指すのが一般的です。
バーテンダーが生まれたのは、1830年代のアメリカが始まりという説があります。アメリカの酒場は日本の居酒屋とは違い、樽の酒を振る舞う場所でした。そこに荒くれ者たちが勝手に樽の酒を飲んでしまうことから、樽と客の間に境界線として板を置きました。その板を「バー」と呼ぶことから、バーが「酒場」を意味する言葉になりました。そして、バーで酒を振る舞う人を、番人という意味の「テンダー」と合わせバーテンダーになったという説があります。他にも、カウンターの足置き場をバーと呼んだなど様々な説があります。
バーテンダーになるためには、特に必要な資格はありません。求められるものは、お客さんとのコミュニケーションや、そのコミュニケーションからどんなものを勧めるかなどを見極める力。また、ワインやウォッカなどの酒の味を知らなければなりません。室温や保存温度によって、酒の味は酸化したり熟成したりと毎日変わります。そのため、その変化に合わせたカクテルや割り方を知った上で提供する臨機応変さが必要になってきます。
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