パニック

(ぱにっく)

パニックとは、主に外的ストレスによって引き起こされる混乱や不安のことを指します。

事故や火災に遭遇し、適切な行動が取れなくなったり、緊張のあまりおかしなことを口走ってしまうなどの状態です。

「パニック障害」と呼ばれる病気もあります。突然に強い不安を感じて動機や息切れに襲われることがあります。ストレス社会の現代、一説では100人に1人の割合でパニック障害に罹る人がいるとも言われています。

また、最近ではカスタマーによるハラスメントの「カスハラ」が問題となっています。そういったストレスでパニック障害に陥る人も少なくありません。

海外のホテルではこれに対処すべく、従業員に「パニック・ボタン」と呼ばれる装置を携行させるところが増えています。仕事中に顧客からハラスメントを受けた際、ボタンを押せば警備員のスマートフォンに通知が入って呼び出せるというものです。

ニューヨークでは数百件のホテルで導入されており、シカゴやシアトルでは条例で義務付けられています。

また、ホテル従業員の中でも、ハウスキーパーは特にセクハラ被害に遭いやすいそうです。そのためラスベガスのホテルでは、ハウスキーパーを雇用する際にはパニック・ボタンを必ず持たせることを条件に入れるよう、労働者組合が雇用主に要求を出したそうです。

腕に装着したり、首から下げるタイプのものもあるので、目立つところに装着すればそれだけでハラスメントを防ぐ効果も期待できそうです。

使用例


・災害時にパニックにならないために、避難訓練をする

・パニック状態の人を落ち着かせる
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