コンセッション

(こんせっしょん)

コンセッションとは、特定の土地の範囲内や事業の範囲内で、他の会社に営業を任せる運営方式のことです。例えば、劇場やスタジアムで、施設の運営会社とは別の会社が軽食や飲み物を販売するというような営業形態のことを指します。駅の中にあるコンビニエンスストアや、百貨店やファッションビルに入っているテナントもコンセッション方式です。
ホテルや旅館の売店も、コンセッション方式で営業している場合があります。

また、公共サービスの分野でも国や自治体から公共施設等運営権を与えられた民間企業が、公共インフラの運営を行うことができる仕組みをコンセッションと呼んでいます。

空港や上下水道の運営などに適用される事が主ですが、国や自治体は所有する建造物を活用する動きもあります。

ある地方の市が所有する、江戸末期に建てられた町家をコンセッション方式で宿泊施設にしようという試みが話題になっています。また、老朽化のため閉鎖した少年刑務所を、同じくコンセッション方式で「監獄ホテル」にしようというプロジェクトもあります。いずれの建物も、文化財的建造物として価値のあるものでしたが、保存するだけでなく収益も生み出そうという事業計画です。

公共事業だけでは予算やアイディアも限られてきますが、民間企業に委託することで可能性の幅が広がっていきます。

使用例


・コンセッション方式で売店を開く

・ガス事業民営化でコンセッション方式になった
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