稼働率

(かどうりつ)

稼働率とは、システムなどが全運転時間中に、実際に稼働した時間の割合のことです。工場などの生産設備では上記の意味で使われていますが、ホテル業界では客室稼働率(OCC)のことを指します。

実際に宿泊客が入った部屋数を、宿泊可能なすべての部屋数で割ると、客室稼働率が算出できます。

例えば、トータルで300室宿泊可能な客室があるホテルで埋まったのが150室の場合は、150÷300₌0.5で、50%の稼働率となります。こちらは客室数ベースの稼働率ですが、客室面積やベッドの数をベースとした算出方法もあります。

客室の他、宴会場も稼働率を算出します。「宴会場で利用された平米数×回転数」を「宴会場の全平米数×3回転」で割った割合が、宴会場の稼働率です。

外務省のインバウンド観光促進により、日本全体で宿泊施設の客室稼働率は年々増加しています。2011年には51.8%だった割合が、2018年には61%を超えるところまで来ました。これを受けて今、日本では宿泊施設の建設が増加しています。

その一方で、海外からの観光客が都市部のビジネスホテルやシティホテル、そして格安で利用できる簡易宿泊所に集中し、地方の旅館は稼働率は上がりにくいという課題もあります。

使用例


・客室稼働率を上げたい

・夏休み期間は客室稼働率が大幅に上が
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