インバウンド

(いんばうんど)

英字表記では「inbound」。「インバウンド」とは、直訳すると「外から中に入り込む」、海外では「本国行きの」「市内に向かう」という意味を持ちます。そこから派生して、観光業界、宿泊業界では「外国人の訪日旅行」「外国人旅行者を日本へ誘致する」「海外からの訪日観光客」などを表す言葉として用いられています。一方で、日本からの海外旅行は「アウトバウンド(outbound)」と呼ばれます。

近年、日本政府は観光を成長戦略の柱と位置づけ、観光先進国への取り組みを推進しています。ビザの発給要件緩和、格安航空路線の拡大、円安などが要因となり、訪日外国人観光客は増加の一途をたどり、国別では中国や韓国、台湾といった東アジアからの観光客が特に多くなっています。

宿泊業界ではホテル不足も深刻で、宿泊施設の整備や建設ラッシュが続き、語学力においては、英語はもとより中国語や韓国語など、外国語スキルを持った人材の需要が高まっています。インバウンド観光客にいかに訪れてもらうのか。これは宿泊施設にとって、今後ますます重要になるテーマです。

マーケティングの分野においては、ターゲットユーザーや消費者にサービスや商品を見つけてもらうための施策を意味します。顧客側から企業側に接触してくる=インバンド、企業側から顧客側に接触していく=アウトバウンド、を意味します。

使用例

・宿泊施設インバウンド対応支援事業

・地方創生に向けて、インバウンド政策を強化する

NG使用例

・コールセンターのインバウンド業務:お客様から掛かってくる電話で、問い合わせや注文を受け付ける業務。コールセンターのアウトバウンドは、勧誘などの電話を行うこと。

・インバウンドマーケティング:自社のウェブサイトなどでコンテンツを充実させ、ユーザーに訪れてもらい、購買に結びつくよう販売促進をはかること。
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