ボール・ルーム

(ぼーる・るーむ)

「ボール・ルーム」はホテルなどにある、ダンスを踊るための大広間を指す言葉で、日本語で言うと「舞踏室」です。

「ボール」はラテン語が由来の「Ball」で、「踊る」という意味です。ボール・ルームでは、「ボール・ルームダンス」と呼ばれる、男女がペアになってのダンスを踊ります。日本語で「社交ダンス」と呼ばれるダンスですね。一口に「社交ダンス」と言っても種目はワルツやタンゴ、チャチャチャなど10種類以上もあります。

多様なダンスを踊るための広さと、充実した音響や照明などの設備が必要な部屋です。

欧米などではパーティーにはダンスが付きものなので、ボール・ルームも本来の役割を果たしています。一方、日本ではダンスの文化があまり根付いていないため、ボール・ルームは宴会場として利用されることがほとんどです。取り外し可能な仕切りを設けて会議室として貸し出すホテルも少なくありません。

とはいえ、本来はダンスのために設計された部屋なので、やはり設備は充実していることが多いようです。

宴会場や大会議室をあらわす言葉として「バンケット・ルーム」もあります。ボール・ルームはバンケット・ルームよりも、音響などの機材が揃った宴会場という意味で、区別して使うホテルもあります。防音対策もしっかりしているので他の利用客からの苦情にもなりにくく、映像や音楽を使う演出に、より適した会場といえるでしょう。

使用例


・ボール・ルームダンスを習う

・披露宴にボール・ルームを貸切る
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