本間

(ほんま)

「本間」は和室の設計に用いられる間取り方式の1つで、本式とされる規格です。
一畳の面積を1910mm×955mmとし、書院や茶室の設計に好まれます。京都をはじめとする関西地方と、九州の一部で用いられることの多い方式で「京間」とも呼ばれます。

「本間」の他には「三六間」や「江戸間」そして「団地間」と呼ばれる方式があります。畳の縦横比はすべて2:1と決まっていますが、方式によって面積が違い、1畳の面積がもっとも広いのが本間です。

そのため、「6畳の部屋」といっても、どの方式かによって広さが変わります。例えば団地間は、決まった面積はないそうですが、多くの場合本間を100%とした場合、79%ほどの大きさで設計されます。そのため、団地間の8畳は本間の6畳に近い広さです。関西地方から上京し、集合住宅に引っ越してきた人は「8畳の部屋」を本間の8畳でイメージするので「狭い!」と驚くことも多いのだとか。

ゆったりとした広さで、本式と言われる本間は、日本旅館の客室の設計にも用いられます。特に京都では盛んです。茶室をイメージしたこだわりの客室をもつ旅館もあるそうです。もし、本間の客室に泊まる機会があれば、自宅の畳と大きさを比べてみるのも面白いのではないでしょうか。

使用例


・この部屋は本間だ

・本間の部屋を書斎にする
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