ロータリークラブ

ロータリークラブ「Rotary Club」は、1905年にアメリカのシカゴで初めて発足した、国際的な社会奉仕連合団体「国際ロータリー」のメンバーの地域単位で構成されるクラブです。

発足時に会員が持ち回りで自分たちの事務所を会合場所にしたことから、ロータリーの名がつきました。

「I serve：私は奉仕する」を基本精神とした団体で世界各国に支部があり、クラブメンバーを「ロータリアン」と呼び様々な活動を行っています。

クラブとは「奉仕をするクラブ会員であるロータリアン個人の集まり」を指し、国際ロータリーはそのクラブの連合体とされていますが、個人のみならずクラブ単位や国際ロータリーとしての奉仕プログラムも行われています。

ロータリーでは、クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕の4つの奉仕活動が中心です。クラブ奉仕は、親睦活動とクラブの機能を充実させることを目的としていて、職業奉仕は、ロータリアンが自らの職業を通じて人々に奉仕し、高い道徳水準を実践することを奨励します。社会奉仕は、地域社会において人々の生活の質を向上させるためにクラブが行うプロジェクトや活動です。そして、国際奉仕は、人道的な活動を広げ、世界平和と各国間の理解を推進する活動を含んでいます。

元々は個人の事務所等で例会を開いていましたが、現在では会員数が増え、地域単位の持ち回りで規模が大きくなったこともあり、開催会場にホテルを使用することが多くなりました。