リネン

(りねん)

リネン(linen)は、亜麻(あま)科の一年草で、焼く8000年も前から使用されている人類最古の繊維です。世界的な生産地は、フランスやベルギー、ロシア、中国など比較的寒冷地で育つ植物です。

エジプト初期王朝時代にはリネン製のドレスが作られたり、古代の中近東では肌着として使われました。エジプトではミイラを巻くための包帯として使われ、今でもその包帯は破れることなくその形を保っています。

ホテルでは、シーツやピロー・ケース、タオル、テーブルクロスなど様々な汚れやすい布製品に多く使われています。その製品を管理している人を、「リネン、リネン係、リネン・アテンダント」と呼びます。係にするほどホテルにとって必要不可欠なリネン。その最大の特徴が頑丈さ、強靭さです。コットンの2倍・ウールの4売もの強度を持っていて、水を吸うと更に強度が増し吸湿よ発散性もほかの繊維に比べて優れており、繰り返し何度も使える頑丈さからどの素材としても重宝されています。更に、リネンに含まれるペクチンが柔らかさや汚れがつきにくい成分が入っています。

シーツや肌に触れるものにリネンが使われるのは、繊維の中が空洞になっていて空気が含まれているため、寒い冬は体温で暖まった空気が体を暖めてくれます。そして夏の汗ばむ季節には、湿気を逃がしサラッとした肌ざわりで過ごすことができます。通気性と保湿をバランスよく保ち、年中快適に使えるため、ホテルでも愛用されています。

使用例


・リネンを使ったベッドシーツ。

・リネン100%使用しています。
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