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(ぱにえ)
パニエ「panier」はフランス語で「かご」の意味です。
荷物入れとしての意味のほか、フランスではワインボトルを寝かせた状態で、グラスに注ぎやすくするために用いる「かご」のことを指し、ワインバスケットと呼ばれることもあります。熟成ワインや澱が多いワインは、寝かせた状態から一度立ててしまうと澱が舞い上がってしまうので、ワインを保存していたままの角度を維持した状態で注ぐためにパニエが使用されるのです。
一方、下着やファンデーション(体型を整え理想のプロポーションに近づけるための基礎下着)の一種でもあり、籐や木枠、針金、クジラのひげなどを用いて作られました。その形状が鳥かごに似ていたことから、パニエと呼ばれるようになったそうです。
パニエは、18世紀のヨーロッパで、女性のドレスを美しい形に膨らませるため着用したのが始まりです。当時は、コルセットで上半身を締め付け、パニエでスカート部分にボリュームを出し、上半身の細さを強調するスタイルが流行しました。パニエはロココ時代の優美な婦人服の最大の特徴であり、女性たちのパニエファッションは次第に華美を競うようになります。やがて、ロココから新古典主義へ文化が遷移する中で、ドレスの簡素化が進み、パニエは衰退していきました。19世紀になると、シュミーズと呼ばれる緩やかな下着がアウターとして着用され、女性たちはシンプルで軽やかなシュミーズドレスに身を包むようになります。
現代においては、これらの下着は形や素材を変え、ウェディングドレスやワンピースのアンダースカートとして使用されています。ドレスには、スカートのボリュームを出すためや美しいシルエットを保つ目的があり、日常着に着用する理由としては、体のラインが見えないようにするなど、機能的な役割へと変わっていきました。
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