夏のボーナス支給日はいつ?例年の支給時期の目安とここ数年の平均支給額を見てみよう
目次
夏のボーナス支給日はいつ?支給日の目安を解説
夏のボーナス支給日は、公務員と民間企業によって異なるのが特徴です。ここでは、それぞれの支給日の目安を確認しておきましょう。
公務員の場合
国家公務員の場合、法律により毎年6月30日に支給されると定められています。なお、地方公務員に関しては、条例の定めによるものの、基本的には国家公務員に準じて支給されていることが多いようです。
民間企業の場合
民間企業の場合は、公務員のように法律で定められているわけではありません。そのため、一般的には6月下旬から7月中旬までの間に支給されることが多いようです。具体的な支給日に関しては、就業規則や雇用契約書などで確認するとよいでしょう。
ここ数年の夏のボーナスの平均支給額一覧
ボーナスは必ずもらえるものではなく、企業の売上や従業員個人の成績などによって、支給の有無や金額が左右されます。
ここでは、厚生労働省が調査した毎月勤労統計調査をもとに、2023年10月末時点で公表されている最新の2022年度から2018年度までの過去5年間の平均支給額を確認しておきましょう。
支給年度 | 労働者一人あたりの平均賞与額 |
2022年度 | 38万9331円 |
2021年度 | 38万268円 |
2020年度 | 38万3439円 |
2019年度 | 38万1343円 |
2018年度 | 38万3879円 |
この結果を見る限り、2022年度から2018年度までの過去5年間の夏のボーナスはいずれも約38万円前後の支給額で推移していました。
ただし、上記の表の平均賞与額は全産業を対象にしたものです。実際は業界によって支給額が異なるため、業界ごとの詳しい支給額を知りたい場合は、以下の記事を参考にしてくださいね。
宿泊業の夏のボーナス平均支給額はどれくらい?
宿泊業は産業別に分類すると、飲食サービス業等に含まれます。続いては、飲食サービス業等のみを対象にした2022年度から2018年度までの過去5年間の平均支給額を確認しておきましょう。
支給年度 | 飲食サービス業等の労働者一人あたりの平均賞与額 |
2022年度 | 6万3793円 |
2021年度 | 4万7083円 |
2020年度 | 5万5296円 |
2019年度 | 6万2688円 |
2018年度 | 6万8641円 |
宿泊業が含まれる飲食サービス業等の平均賞与額を見てみると、前述した全産業と比べてもかなり低いことがわかります。そのため、ほかの業界と比べると夏のボーナスは低いことを理解しておいたほうが良いかもしれません。
全体を通してみると、6万円前後を推移しているようです。しかし、2020年度および2021年度に関しては新型コロナウイルスの流行などにより、飲食店やホテル、旅館などに時短・休業要請などが出されたこともあり、支給額が下がったのではないかと予想されます。
2022年度に関しては、営業制限などが解除され、客足が戻ってきたこともあり、支給額の減少も落ち着きを取り戻したようです。
ただし、上記は宿泊業だけではなく、飲食サービス業も含まれています。実際のところ、細かい業種や年齢などによって大きく変わってくるため、あくまで一般的な目安であることを把握しておきましょう。
出典:毎月勤労統計調査 令和4年9月分結果速報等/厚生労働省
出典:毎月勤労統計調査 令和3年9月分結果速報等/厚生労働省
夏のボーナスアップを狙うならキャリアアップ転職を検討しよう
厚生労働省の毎月勤労統計調査によると、宿泊業が含まれる飲食サービス業等の夏のボーナスは、ほかの業界と比べて低い傾向にある模様です。
実際には業種や年齢などによって大きく変わってくるため、あくまでも目安であることも覚えておきましょう。
しかし、宿泊業界で高収入を目指すならボーナスをあてにするのではなく、資格手当を狙ったり、キャリアアップ転職で基本給を上げたりすることを検討してもよいでしょう。
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