上御殿 (和歌山県田辺市)

江戸時代の紀州藩主の湯治宿をルーツとする温泉旅館です。

上御殿は、和歌山県田辺市の龍神温泉にある温泉旅館です。山あいの温泉地にあり、日高川沿いに立つ川辺の宿です。江戸時代の紀州藩主が、龍神温泉に訪れた際の宿として建てた旅館のようです。旅館の自慢は、"何よりもやはり国の有形文化財に登録された当館の建物"（上御殿公式HPより引用）だそうです。館内には紀州藩主が実際に使用したという「御成りの間」という客室があり、今では宿泊客に利用されているそうです。阪和自動車道「南紀田辺IC」から車で57分の距離にあります。JRきのくに線「紀伊田辺駅」から、龍神温泉への路線バスも出ているようです。館内の浴室は天然温泉かけ流しで、木製の内湯と、貸切露天風呂を設置しています。※2019年7月22日時点