求人情報:積善館(佳松亭)- マネージャー・支配人(宿泊部門)
- 正社員
賑わいを離れて佇む旅館で、サービスマネージャーとして働きませんか
- 業態
- 温泉地旅館
- 勤務地
- 群馬県吾妻郡中之条町甲4236
- 月給/220,000円~

おもてなしHRでは、群馬県の温泉地の宿泊業界のお仕事を多数ご紹介いたします。
旅行の雑誌やインターネットなどで、温泉地という言葉をよく目にします。温泉地とは、どのような場所を言うのでしょうか。環境省の調査では、日本の温泉地数は2017年で2983カ所あり、これは温泉を提供する宿泊施設を1軒以上有する場所を指しているそうです。国内では北海道が244カ所と最も多く、次いで長野県が215カ所、新潟県が145カ所となっています。温泉地にはプールや結婚式場を備えた豪華な宿から、アットホームな民宿までさまざまなタイプの宿泊施設があり、それぞれのニーズに合ったサービスを提供しています。
草津温泉草津ホテルは、1913年に開業した木造3階建のホテルです。最寄り駅である、JR吾妻線羽根尾駅から車で22分のところにあります。"創業大正二年、当初の趣を今なお大切に"(草津温泉草津ホテル公式HPより引用)をキャッチコピーとしています。客室は、全44室ありテレビや冷蔵庫、アメニティを完備。Wi-Fiによるインターネットサービスを提供しているようです。館内には、売店や宴会場、カフェテラスがあるようです。また、貸し切り風呂があり、泉質は酸性アルミニウム、硫酸塩、塩化物温泉(酸性低張性高温泉)のようです。草津温泉バスターミナルまでの送迎を行っているようです。ホテルの周辺には、西の河原公園や草津穴守稲荷神社、草津町保健センターがあります。※2018年9月12日時点
たんげ温泉美郷館は、JR吾妻線「中之条駅」から車で20分ほどのところに位置しています。"温かさ感じる木造の宿"(たんげ温泉美郷館公式HPより引用)をコンセプトとして掲げています。木へのこだわりがあるそうで、建物、風呂等、館内すべてに良質な木材をふんだんに使用しているそうです。客室は18室あり、収容人数は80名です。テレビ、冷蔵庫、個別空調、洗浄機付きトイレ、金庫などを完備しているようです。温泉は大浴場(内風呂)、露天風呂、貸切風呂があり、泉質は、カルシウム硫酸塩温泉のたんげ温泉のお湯を使用しているそうです。料理は、たんげ温泉の野山や渓流で採れる四季折々の旬の食材を提供しているそうです。周辺には、山の緑が広がり高田山や諏訪神社があります。※2018年9月13日時点
半次郎は、尾瀬岩鞍地区片品温泉に位置する温泉旅館で、JR上越線沼田駅より車で55分程でアクセスできます。"尾瀬岩鞍・片品高原リゾート"(半次郎公式HPから引用)をキャッチフレーズに宿泊客を迎え入れています。客室は全14室の和室の造りで、約70名を収容可能な施設となっています。浴場は天然温泉を引く内湯の大浴場があり、湯治施設も備えています。施設にはテニスコート6面、専用武道館、体育館、グラウンドを備えていて、合宿などにも対応しているようです。クレイアクセサリーの制作体験も行っていて、宿泊客が1時間程でアクセサリーを作ることができるそうです。周辺には、尾瀬岩鞍ゆり園や、かたしな高原スキー場などがあります。※2019年12月19日時点
照葉荘は、群馬県北部に位置するみなかみ町の「奥利根ゆけむり街道」沿いにあります。"雪国の重圧な木造和風温泉宿です"(照葉荘公式HPより引用)。館内には囲炉裏があり、宿泊客がくつろぐスペースとなっているようです。客室は9室すべてが和室です。アメニティには浴衣、バスタオル、手ぬぐい、歯ブラシ、羽織を常備しているそうです。入浴施設は源泉かけ流しの露天風呂、男女内湯、貸切家族風呂があります。食堂は畳敷きですが、テーブルと椅子を導入しているようです。食事は地元の食材を中心とした素朴な料理と地酒を提供しているようです。近隣には、3つのスキー場、利根川、場照葉峡、尾瀬、ならまた湖があります。※2019年5月30日時点
温泉地に訪れるお客様は、観光メインの方もいれば、温泉療養を目的としている方まで多種多様です。それぞれの宿泊客のニーズに合ったサービスを提供するために、さまざまなタイプの旅館やホテル、民宿があります。どこの宿にも共通しているのは、温泉にこだわっているところです。源泉かけ流しの大浴場や露天風呂、洞窟風呂、また客室に露天風呂を備えている施設もあります。観光客向けのホテルや旅館では、ゆったりと滞在できるよう、客室は落ち着いた和の雰囲気を大切にし、贅沢な時間を過ごせるよう趣向を凝らしている施設が多いようです。館内にはレストランやバー、会議室に大小の宴会場、チャペル、スライダー付きのプールを備えているところなど、施設ごとにバラエティに富んでいます。食事を楽しみに来る宿泊客も多く、地元ならではの旬の食材を使って料理人が腕を振るい、質の高い料理を提供しています。
温泉地で働くメリットと言えば、何と言っても自分も温泉を利用できることではないでしょうか。宿泊客が寝静まり一日の仕事が終わった後に、温泉にゆったりと浸かって疲れを取り、翌日にはつるつるの美肌で頑張ることができそうです。規模の小さい施設であれば、一人静かに温泉で贅沢な時間を過ごすこともできるでしょう。働きたい温泉地が見つかったら、そこの泉質が肌に合っているかどうか、事前に確かめておきましょう。泉質はアルカリ性のものから酸性のものまで多種多様で、万が一肌に合わない場合は、せっかくのオフタイムを楽しめないばかりでなく、業務内容によっては支障をきたす心配があるからです。また、温泉地は山間部や海の近くなど、自然が豊かな場所が多いので、休日にはトレッキングやマリンスポーツなど、充実したアウトドアライフを楽しむことができるでしょう。実際に温泉地で働いた人からは、旅館のまかないが美味しく、食事の時間が楽しみだったとの声も聞かれました。ただし、温泉地は土日やゴールデンウィークなど休日が繁忙期になるので、家族や友人と休みが合わせにくいのはつらいところです。その代わり、平日の空いている時に旅行やショッピングなどをゆっくり楽しめるのは嬉しいですね。
温泉地の宿泊施設は、近年では海外からの観光客も多く訪れるため、英語などの語学力を活かすことができます。また、グレードの高いホテルや旅館では、洗練された上質なおもてなしの提供に務めており、社員教育を導入するなど、資格取得に向けて学びやすい環境が整っています。温泉ソムリエの資格取得に向けて、温泉の知識や入浴法といった専門知識を身につけ、温泉の達人としてお客様を喜ばせるのも素敵ですね。温泉地勤務はオンタイムもオフタイムも、たくさんの魅力が詰まった自分磨きの宝庫と言えそうです。