大牧温泉 (富山県南砺市)

目の前に川が流れる、船でしか行けない秘境の一軒宿です。

大牧温泉は、富山県南砺市利賀村の庄川沿いにある一軒宿です。宿に行くためには船に乗る必要があり、秘境として知られているようです。かつてはこの峡谷の底にも村落があったようですが、"1930年の小牧ダムの完成とともに村落は湖底に没し"（大牧温泉公式HPより引用）、温泉宿一軒だけが取り残されたそうです。温泉は内風呂と露天風呂に分かれています。露天風呂は屋外の3箇所に分かれており、男性用は本館裏手の崖の上に、女性用は山峡のパノラマが一望できる絶景に、湯舟があるようです。建物の周りは自然に囲まれているため、春には山菜、夏には渓流魚、秋にはキノコといった食材を採ることができるそうです。ロビーにはいろりがあり、トランプ、花札、囲碁、将棋を置いているようです。※2019年5月24日時点