おもてなしHRでは、東御市勤務のホテル・旅館などの宿泊業界のお仕事を多数ご紹介いたします。
ワイン造りに適した気候からブドウ栽培畑が近年広がっている街、長野県東御市（とうみし）。長野県の有効求人倍率1.40倍（※長野労働局調べ）に対して、東御市を含むハローワーク上田の管轄区域の有効求人倍率は1.31倍（※ハローワーク上田調べ）です（共に2022年1月時点）。長野県の宿泊施設数4037軒7万62室のうち、東御市の宿泊施設数は14軒155室しかありません（2019年1月時点）。東御市の宿泊業はまだまだ規模が小さく、これからの業種と言えます。東御市の宿泊業関連職種の求人数を調べてみたら18件（2022年3月時点）ありました。同市の宿泊業については一定数は求人があると推定できます。東御市の移住支援金対象企業の求人数は21件（2022年3月時点）あります。東御市への移住を検討される方には、就業マッチングサイト等で移住支援金対象の求人を定期的に調べてみることをおすすめします。
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長野県の観光客数8601万1000人、宿泊客数2830万7000人のうち、東御市の観光客数は177万3100人、宿泊客数は12万8500人（※主要観光地4つの観光客・宿泊客を合算、2019年実績※長野県調べ）でした。東御市の観光客、宿泊客数は、長野県全体に比べてかなり少なく、同市の観光業はまだ規模が小さいと言えるでしょう。東御市で最も多くの観光客が訪れた場所と言えば、まず「道の駅雷電くるみの里」97万600人があげられます。次に「湯の丸高原」54万8000人が続きます（共に2019年実績※長野県調べ）。「道の駅雷電くるみの里」は、地元名産の「信濃くるみ」のお菓子や加工品、地元の農産物等を販売する他、地元産のホエー豚を使ったメニューを出すレストラン、くるみを使ったソフトクリーム等のカフェも併設され、多くの観光客に人気を博しています。江戸時代の力士「雷電為右衛門」の故郷であることにちなんで敷地内には雷電の像も建てられています。「湯の丸高原」は、浅間連峰西側に位置する高原です。標高約1700mの地蔵峠からは湯の丸山への登山ルートがあり、山頂からは周囲の山々の景色が360度の絶景パノラマで楽しめます。夏でも涼しい気候を活かしたキャンプ場、テニスコート等が整備され、冬にはスキー場も利用できるリゾートとして人気です。東御市には他にも江戸時代の旅籠屋造りと明治以降の堅牢な蚕造りの建物が調和した、風情のある宿場町「海野宿」、明神池を中心にコテージ、宿泊施設八重原温泉・明神館、石のパーゴラ（ぶどう棚）、竹紙工房等が揃う「芸術むら公園」があり、おすすめの観光地としてあげられます。
東御市の人口は3万122人、世帯数は1万1241世帯（共に2020年実績※国勢調査より）に対し、市面積は112.4㎞2（2018年実績※東御市調べ）であり、その人口密度は268人/㎞2（2020年実績※東御市調べ）となります。東御市は自然が多く、全国平均よりも人口密度が低いため、街中でもそこまで人は多くない過ごしやすい街と言えるでしょう。東御市は、市の面積の半分以上が山林、4分の1は田畑と豊かな自然が残されています。市の中心部は千曲川が流れ、水と緑の美しい景観が広がっています。市内は坂の多い高低差のある街であり、坂の上から見渡す開けた眺望が美しく、浅間サンライン線沿いでは、八ヶ岳から北アルプスまでが望めます。東御市の気候は降水量が少なく、日照時間が長いのが特徴的です。そんな気候に適した農産物として「くるみ」や「巨峰」「白土馬鈴薯（はくどばれいしょ）」「スイートコーン」「薬用ニンジン」の栽培が盛んで特産物としても知られています。そして、水はけが良い土壌の質がワイン用ぶどうの栽培に適している地域です。その風土に魅せられて、ワイン醸造をめざす生産者が東御市に集まってきています。ワイン用ぶどう畑が広がる風景はまるでフランスのよう、とも評されています。2015年には周辺8市町村を含む広域ワイン特区「千曲川ワインバレー（東地区）特区」を取得しました。現在、市内には個性豊かなワイナリーが12ヶ所あり、年々増え続けています。ワインコンクールで受賞したワインも生み出され、東御市はワインの街、優秀なワイン産地としても注目されています。近年は民間のワインアカデミーの開設やワインフェスタが開催されるようになり、市内に整備された無料バスを使って「ワイナリー巡り」を楽しむワインファンや観光客が年々増えています。
東御市への転入者数951人に対して、東御市からの転出者数は940人です（2021年1月時点※住民基本台帳より）。年間で11人の転入超過となり、東御市は移住者に人気のある街と言えます。同市の移住支援制度は、移住支援金以外には住宅支援が中心となっています。「東御市空き家バンク」では、東御市内の空き家を貸したい人と、借りたい人のマッチングの場を市が提供しています。「住宅用蓄電池設置補助事業」では、住宅用蓄電池を設置する個人に補助金を交付しています（対象システムの設置費用の10分の1以内、上限10万円※各要件あり）。「木質バイオマスストーブ設置補助事業」では、木質バイオマスストーブを設置する個人に対する補助金を交付します（設置経費の5分の1以内、上限5万円※各要件あり）。「住宅用太陽熱高度利用システム設置補助事業」では、住宅用太陽熱高度利用システムを設置する個人に補助金を交付します（太陽熱高度利用システム1基あたり3万円）。「電気自動車購入補助事業」では、電気自動車を購入する個人に補助金を交付します（国の補助金の100分の20に相当する額以内、上限8万円）。「就農支援の制度」として、市・JA・農業改良普及センターが先進農家と連携し、技術や経営の指導をきめ細かく行っています。この他、農地の借り入れ相談、農地貸借料や苗木購入等の費用を補助しています。「創業支援」としては、東御市商工会によりコワーキングスペースの設置や創業支援セミナー等を行い、総合的な創業支援も行っています。また、独立開業資金や中小企業振興基金として資金の貸付も行っています。県や市の資金を借りた場合、貸付利子の一部補助をする制度まで揃えています。
