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枝幸町が発表している「枝幸町産業観光ビジョン」によると、枝幸町を訪れる観光客のうち、宿泊客の割合は13.8％となっており、日帰り客の方が圧倒的に多いようです。特に、７月に開催される、夏場の枝幸町観光の目玉「枝幸かにまつり」の来場者が日帰り中心となっていることもあり、こうした割合となっています。宿泊施設としては、枝幸町の観光施設のメインとなる温泉ホテルがあります。老朽化などの課題がでていますが、観光の要ということもあり、町が全額を出資する株式会社が運営するなどし、観光の活性化に向けて町ぐるみで新たな体制づくりを進めているようです（2023年10月時点）。
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「枝に幸いのある町」というキャッチコピーが秀逸な、枝幸郡枝幸町。町の公式ホームページに掲載されている資料「枝幸町産業観光ビジョン」によると、枝幸町の観光入込総数は約23～25万人程度で推移しているものの、観光ガイドブックなどであまり紹介されない「観光空白地帯」となっている点などを課題と捉えているようです。また、町内の主要観光施設の老朽化なども深刻です。観光エリアとしての知名度が低いことをカバーするため、観光協会だけでなく農協・漁協などとも連携しながら、観光振興を目指しているようです（2023年10月時点）。
枝幸町観光協会が運営する「枝幸観光ポータル」によると、枝幸町の大自然を活かした、規模の大きいゴルフ場、スキー場のほか、雄大な景観を楽しめる展望スポットなどが存在します。オホーツク海に面した立地を存分に楽しめるスポットとして『三笠山展望閣』『ウスタイベ千畳岩』などがあり、特にウスタイベ千畳岩は、北オホーツク道立自然公園に指定されています。枝幸町の夏の観光集客の目玉である「枝幸かにまつり」の会場にもなっています（2023年10月時点）。
枝幸町の移住支援として「枝幸町移住支援金」という制度があります。これは、東京都・・埼玉県・千葉県・神奈川県といった関東圏から枝幸町への移住に際し、一定の条件を満たした場合に町から支援金を給付するというものです。金額は、単身者の場合60万円、2人以上の世帯の場合100万円となっています。また、併用できる支援策として「枝幸町奨学金償還支援事業」もあります（出典：枝幸町ホームページ／2023年10月時点）。
