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市内を訪れる観光客へのアンケート結果によると、日帰りが81.4％、宿泊が13.0％、その他（不明・無回答）が5.6％という結果で、天理市に来訪した観光客の大半が「日帰り客」となっているようです。また、一人当たりの宿泊費（市内で宿泊された場合）の平均は10,876円でした（出典：天理市観光ビジョン策定に関する観光客アンケート調査／2010年実施）。今後、天理市がどのような観光地を目指していくべきかの市民アンケートの結果では、約20％が「宿泊観光がしやすい観光地」を目指すべきと回答しています（出典：天理市観光ビジョン）。
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天理市の観光客数は、2010、2011年に微減があったようですが、近年では約150万人前後で推移しています。観光客の１日あたりの消費額は、奈良県全体と比較すると約10％程度低い消費額となっており、特に飲食費やお土産品の購入額が少ないようです。天理市では、市内に宿泊施設や土産店、観光客向けの飲食店が少ないためと分析しており、今後の観光業の発展のため、地域資源を活かした新たな観光地整備の充実を図っていくとしています（出典：天理市公式ホームページ／2023年11月現在）。
天理市には、松尾芭蕉や柿本人麻呂、小野小町といった、誰もが知る有名な偉人の歌碑が多く建てられており、「いにしえの歌碑めぐり」としてテーマウォーキングを楽しむことができます。岡村薫水の「和爾下神社沿いの歌碑」、長忌寸意吉麿の「和爾下神社鳥居横の歌碑」、松尾芭蕉の「在原神社の句碑」、僧正遍昭の「石上神宮南側の文学碑」、元明天皇の「ながら運動公園内の歌碑」、十市遠忠の「トレイルセンターの文学碑」など、24個の歌碑があります（2023年11月現在）。
天理市では、移住支援として「天理市移住支援金」の制度を、奈良県と共同して実施しています。その他、「椽（たるき）-大和高原移住促進プロジェクトin天理-」として、天理市福住校区（福住町・山田町・長滝町）を中心とした移住促進プロジェクトがあり、地元の有志と移住者を中心に運営されています。主な活動としては空き家活用相談（移住希望者とのマッチング）、空き家バンク・不動産会社の紹介、地域情報提供・暮らしの相談、移住決定後のコミュニティ（近隣の方）への紹介などを行っているようです（出典：天理市公式ホームページ／2023年11月現在）。
