【例文あり】ホテル業界の志望動機の書き方:NG例やポイントを徹底解説

ホテル業界への就職でライバルに差をつけるためには、志望動機がカギを握ります。ホテルマンを目指す方に向け、志望動機の作成ポイントや書き方を例文を交えて詳しくご紹介しますので、書類・面接選考突破のヒントにしてみてくださいね。NG例文も参考にしながら、ぜひオリジナリティ溢れる志望動機の作成を目指しましょう!

目次

    ホテル業界の志望動機で大事なポイント

    履歴書

    iStock/maroke

     

    ホテル業界では人材を採用する際、経験やスキル以上にその人の人間性を見ていると言われます。

     

    履歴書に志望動機を書き始める前に、ホテル業界を志すうえで大事なポイントをしっかりと押さえておきましょう。

     

    1.接客サービスが好きな理由は何か?

    ホテルの仕事といえば真っ先に思い浮かぶのはフロントや客室係ですが、ホテルにはそれ以外にもさまざまな仕事があります。

     

    そしてどんな仕事であっても、通じているのはすべて「お客様」。つまり接客につながるのです。だからこそ、ホテル業界で働きたいのであれば「接客が好き」でなければなりません。

     

    とてもシンプルですが、「人を喜ばせることが好き」「自分のサービスでお客様に笑顔になってもらいたい」、こうした気持ちが良い接客の原動力になります。面接官としても、応募者が接客に対してどんな考えを持っているのかはとても気になる部分なのです。

     

    それを踏まえて、志望動機にはこれまでの経験の中で、

     

    • こんなときに喜びを感じた
    • ・接客が好きだと感じる瞬間

     

    などについて触れると良いでしょう。

     

    2.ホテル業界を選んだ理由は何か?

    次に必須なのが、なぜホテル業界を選んだのか?ということです。ただ「接客が好き」なのであれば、ホテル業界を選ぶ必然性はありませんよね。

     

    「接客が好き、〇〇だからホテル業界を志望した」とアピールするにあたって、説得力のある理由付けが必要になります。

     

    志望動機は、具体的なエピソードを交えて作成できるのがベストです。ホテル業界を選んだ理由の例をご紹介しますので、作成時のヒントにしてみてくださいね。

    【客としてホテルのサービスに感動した経験がある】

     

    一般客としてホテルを利用したとき、ホテルのサービスやそこで働くホテルマンのホスピタリティに感動し、それをきっかけにホテルマンを志したというケースは少なくありません。

     

    そうしたエピソードがあれば、ぜひ志望動機に盛り込みましょう。それが志望先のホテルであればなおさらです。自分が働くホテルを褒められて、嫌な気持ちになる人はいませんからね。

    【海外のお客様にも日本のすばらしさ、おもてなしを味わってほしい】

     

    ここ数年、日本を訪れる外国人観光客は増加傾向にありました。現在はインバウンド需要は抑制されていますが、国では、訪日外国人観光客を4000万人まで増やすことを目標として掲げていたほど。

     

    こうした中でホテル業界ではインバウンド対応を急ピッチで進めていましたが、いまだ十分とは言えない状況にあるのも事実です。インバウンドの需要が回復したときにはさらなる対応が必要になるでしょう。

     

    おもてなしの精神は日本特有の誇るべき文化。ホテルマンを志す人であれば、海外からのお客様にも知ってもらいたい、そして広めていきたいと考えるのは自然なことでしょう。

     

    志望動機にもこうした熱意を盛り込めば、良い自己アピールになるはずです。

     

    3.どうホテルに貢献していきたいのか?

    「志望動機を書こう」と思うと、自分がやりたいことにばかり考えが向きがちですが、採用するホテル側の視点で考えるのも大切なことです。

     

    自分が志望先のホテルで働くことになったら、ホテル側にどんなメリットがあるのかをしっかりとアピールしましょう。

    【お客様にファンになってもらう】

     

    ホテルを運営するうえで大切なことのひとつが、リピーターの獲得です。それには、ホテルのファンになってもらうのが近道です。

     

    これだけ多くのホテルがあるなかでファンを獲得するには、設備面にしろサービス面にしろ、何かしらの特徴が必要ですよね。しかし、設備投資には莫大なコストがかかるため、そう簡単に改修はできません。

     

    そこで注目すべきが、サービスです。設備というハード面に比べて、ソフト面であるサービス内容の見直しは容易にできます。ホテルのファンを獲得するために何ができるのかをアピールできると、ホテル側も採用に前向きになってくれるはずですよ。

    【売上、利益を向上する】

     

    接客業の最高峰ともされるホテル業界ですが、存続には売上の確保や利益の向上といった「お金」にまつわる努力が欠かせないのも事実です。

     

    接客やサービスについての熱意を前面に押し出した志望動機が多い中で、ホテルの運営や経営に関する内容が書かれていれば、採用担当者の目に留まるのは間違いないでしょう。

     

    これまでの経験の中で、組織の運営や生産性の向上に関するエピソードがあればぜひ盛り込みたいところ。例えばアルバイト先の飲食店で日々のコストを見直し、オーナーに無駄を省く提案をした結果、年間〇%のコストカットを実現した……などのエピソードがあればベストです。

     

    そこまでしっかりしたものでなくとも、「被雇用者としてただ業務をこなすだけでなく、企業の経営についてまで考えられる人材」であるとアピールできれば、強い印象を残すことができるでしょう。

    【例文】ホテル業界の志望動機3パターン

    面接する女性

    iStock/kate_sept2004

     

    ここからは、実際に志望動機を作成する際に活用できる例文をご紹介します。例文を参考にしながら、オリジナリティのある志望動機を考えてみてくださいね。

     

    【例文1】ホテル業界の志望動機:熱意をアピール

    私は、学生時代のアルバイトから数えると〇年間、飲食店で接客サービスの仕事に携わってきました。以前の勤務先のレストランではランチタイムに小さなお子様連れのお客様が多かったので、お子様用の紙エプロンやおもちゃなどを新たに用意したところ、お喜びの声が多数寄せられ感動したことを覚えています。

     

    自分のサービスでお客様を笑顔にできること、『ありがとう』という言葉をいただけることが、何より自分自身のモチベーションになっています。今後はお客様とより近い距離で長い時間を過ごせるホテル業界で働きたいと考え、転職を決意いたしました。

     

    さまざまな年代、国籍の方が訪れる貴社のホテルで、上質なおもてなし、レベルの高い接客サービスを提供したく、貴社を志望いたしました。

    接客が好き、得意という熱意をフックにホテル業界を志望した理由を伝え、さらに「なぜこのホテルなのか」までをしっかりと入れ込んだ志望動機です。

     

    【例文2】ホテル業界の志望動機:具体的なエピソードを盛り込む

    子どもの頃から家族旅行でホテルを利用する機会が多く、子ども心にホテル業界に対して憧れを持っていたことから、自然とホテル業界を志すようになりました。

     

    私の中で特に印象深い思い出の一つが、両親・祖父母と一緒に行った旅行です。ちょうど紅葉の時期でホテルには大勢のお客様が宿泊されていて、従業員の方々は忙しそうにされていました。私たち家族は旅行のたびにホテルの前で記念写真を撮っていたのですが、そのときばかりはあまりに忙しそうだったため、諦めようかと思っていたのです。

     

    すると玄関先でスタッフの方が『よろしければ記念写真をお撮りしましょうか?』と声をかけてくださいました。おそらく、カメラを持ってあたりを見回していた私たち家族の様子を見て察してくださったのだと思います。私もあのときのホテルマンのように、どんな状況であってもお客様の気持ちを第一に考えられるホテルマンを目指したいです。

    具体的なエピソードをもとに、なぜ自分がホテル業界を志望するのかをアピールしている志望動機です。

     

    自身の経験に裏打ちされた志望動機なのでオリジナリティがあり、面接官の印象に残りやすいでしょう。

     

    【例文3】ホテル業界の志望動機:「ここで働きたい」をピンポイントに攻める

    私が貴社のホテルを強く志望するのは、他社とは違う個性的なシステム、サービスに感銘を受けたためです。客室内のタブレットや多言語対応ツールなど新しいサービスを積極的に取り入れるなど、新しいお客様のニーズに応えつつサービスレベルを落とさない工夫をされている点がすばらしいと感じます。

     

    海外からのお客様が増えている今、貴社のような先進的な取り組みをされているホテルで働きたいと考え志望いたしました。

    どんなにたくさんのホテルがあっても、ひとつとして同じホテルはありません。

     

    それを踏まえ、志望動機に「このホテルだからこそ働きたい」というピンポイントな情熱を注ぎこむことで、面接官に確かな熱意を届けることができます。

     

    採用する側も「ホテル業界で働けるならどこでもいい」と考える応募者より、「このホテルだからこそ働きたい」と考える人を採用したいと考えるのは、当然のことです。

    【NG例文】ホテル業界のNG志望動機3パターン

    iStock.com/metamorworks

     

    続いて、志望動機に書くにはふさわしくないNG例文をご紹介します。どの点が不十分なのか、面接官になった気持ちで読み進めてみるのも良いかもしれません。

     

    【NG例文1】なぜホテル業界を志望するのかが不明瞭

    人とコミュニケーションを取ることが好きで、学生の頃から接客業に携わってきました。お客様との会話の中で気づきを得たり、自分自身楽しいと感じることも多かったです。その経験をもとに、自分にとって接客業は天職なんだと感じるようになりました。私のサービスでお客様を笑顔にでき、お客様に喜びを提供できる接客の仕事は、とてもすばらしいものだと思います。

     

    こうした経緯から、私はホテル業界を志望いたしました。ホテルマンとしても、お客様により多くの喜びを提供していきたいと思っています。

    接客業に携わっていた経験や、その中で得たスキルについては言及しているものの、なぜホテル業界を志望しているのか?がいまいち伝わってこない志望動機になっています。

     

    接客業は、ホテル業界だけではありません。もう少し深掘りした志望動機を作成した方が良いでしょう。

    【NG例文2】特定の部署へのこだわりが強い

    子どもの頃から家族旅行などでホテルを利用する機会が多く、すばらしい接客をしていただけるホテルマンという仕事に憧れていました。過去の経験上、客であった私ともっとも接する機会が多かったのはフロントの方であったことから、フロント職への配属を強く志望しています。フロントこそがそのホテルの中心であり、接客の最高峰と言える存在だと考えているためです。

     

    もし入社できた場合、貴社のホテルフロントの一員としての誇りを持って、日々スキルアップに励みたい所存です。

    熱意は十分伝わりますが、あまりにも特定部署へのこだわりが強すぎるのはNGです。

     

    一般企業と同じように、ホテルであっても入社後はどこの部署に配属されるかわかりません。接客がしたくて入社しても、初めのうちはお客様と顔を合わせる機会のないハウスキーパーを任せられるかもしれないのです。

     

    あまりに頑なな姿勢を見せると、社交性がないと判断されるリスクが高まります。希望を伝えること自体は悪いことではありませんが、伝え方には気をつけましょう。

     

    【NG例文3】オリジナル視点のないコピペ的志望動機になっている

    私は、学生時代にスーパーやファストフード店でアルバイトをしておりました。さまざまなお客様が来店するので大変なこともありましたが、人と話すのが好きなので続けることができました。人と話すことが好きだという自分の特性を生かして、今後はホテル業界の接客に携わりたいと考えています。

     

    貴社を志望した理由は、ホテルマンの方のホスピタリティに感動したからです。常にお客様のことを一番に考えて行動されているのが伝わってきて、私もあのようなホテルマンを目指したいと強く感じました」

    大きな問題はなくても、心に刺さらない。そんな志望動機になっていないでしょうか。その原因は、「その人自身のオリジナル視点」が含まれていないからかもしれません。

     

    面接官は、日々たくさんの志望動機に目を通します。その中で「おっ」と思ってもらうためには、マニュアルの例文をそのままコピーしたような内容では力不足と言わざるを得ません。

     

    マニュアルはあくまで参考資料とし、自分なりの視点でアレンジを加えることが大切です。

    ホテル業界の現状と将来性

    高いビルと男性

    iStock/bee32

     

    ホテルマンの年収をはじめとしたホテル業界の現状や、将来性についても把握しておきましょう。

     

    ホテルマンの平均年収

    ホテルマンの年収は、約250万円~300万円程度が平均的のようです。

     

    厚生労働省の調査によると、宿泊業・飲食サービス業の賃金は例年、一般労働者の平均賃金を下回っているという発表もなされており、ホテルマンの年収は決して高いとは言えないのが実情です。

     

    とはいえ、勤務地やホテルの規模、職種・役職などによってもばらつきがあります。志望するホテルに入社できた場合、年収がいくらくらいになるのかは、数年後までシュミレーションしておくのがおすすめです。

    ホテル業界の将来性

    冒頭でも触れた通り、日本のホテル業界は東京オリンピック開催に向けて、都心部を中心にホテルの建設ラッシュが続いていました。

     

    新型コロナウイルスの収束は未だ先行き不透明ですが、ウィズコロナ時代、また収束後の未来を見越して動き始めているホテルもあります。

     

    今後、生き残りをかけて戦うホテルを志望する人にとっては、「売り手市場」が続くと考えて問題はないでしょう。業界の将来性について、自分なりに考えられる人材はきっと長く重宝されるはずですよ。

    例文を参考にして自分だけのホテルの志望動機を!

    フロントの男性

    iStock/qunamax

     

    ライバルが多いホテル業界で内定を勝ち取るためには、熱意をアピールするだけでは不十分。採用担当者に「刺さる」志望動機の作成が欠かせません。心から働きたいと思えるホテルについてよく研究し、そこに合わせた志望動機をしっかりと練って面接に臨みましょう。

     

    志望動機の作り方で悩んだ際には、当サイト「おもてなしHR」をご活用ください。当サービスは、ホテルの求人旅館の求人を多数取り扱う宿泊業専門の就職・転職サービスです。 ホテルで働くことに興味がある、接客業からの転職を考えている方の転職などを【無料】でサポートいたします。少しでも気になる方はぜひお問合せください。

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