「人生をかけた地域づくりの夢に加わってほしい」 全旅連青年部副部長 照井貴博さん

宿泊業界特化の人材サービス「おもてなしHR」。今回は、20歳で岩手県の鴬宿温泉長栄館の社長に就任し、今年度から国内最大の宿泊産業ネットワークである全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)の青年部副部長を務める照井貴博さんに、宿泊業界を志望する方々へのメッセージをいただきました。

Q.業界を牽引する立場として、宿泊業界の展望について教えてください。

「おもてなしHR」は地方創生領域の事業として打ち出されていますよね。

 

地方は人口減少の一途にあります。定住人口が減少している今、地域経済を支えていくために交流人口の拡大が求められています。地域の皆様と手を取り合い、地域資源を活かし、お客様に価値ある体験をしていただくための“キープレーヤー”となるのが我々の産業です。

 

ただ、従来の大量消費の時代と比べてお客様の志向・傾向も変わっています。もちろんそこに対応した工夫を凝らす先進的な地域もありますが、一方で遺構を引きずったままの部分もあります。

 

各観光関連事業者で個別の先鋭化、ニッチな需要を取り込む独自性を出していかないといけないですね。そこに明確な処方箋はありませんが、全旅連青年部としても議論を交え、「可能性の種」を全国の宿泊施設に届けたいと考えています。

 

Q.若くして温泉旅館の経営者に。旅館の仕事に魅力を感じるときは?

帰りがけのお客様に手を握られて心から「ありがとう」「また来るね」と言っていただけることにあると思います。

 

帰り際の定型の挨拶に留まらない、気持ちの繋がりを感じられるのが喜びです。衣食住に散りばめられる「おもてなし」の精神。それがお客様からの特別な気持ちとなって還ってくるのが魅力です。

 

旅館の仕事は、地域の外から入ってきてくれる方の入り口としてうってつけです。私のように一つの場所に永住することがほぼ義務付けられている人もいますが、そうではない人も多いですよね。

 

感度の高さが是とされる時代ですから、景色や文化など何かに感動して「ここで収入を得ながら暮らしていこう」と思ったとき、一つの入り口として選んでいただきたいです。

全旅連インタビューP2<岩手鴬宿温泉長栄館>

Q.「おもてなしHR」をご覧の宿泊業界志望者の方へ、メッセージをお願いします。

働き方やキャリア形成の捉え方は人それぞれあって良いと思っています。

 

その中で、宿泊業の経験は素晴らしい学びの期間になり得ます。着物の着付けや些細なことに気付くホスピタリティーを自然と習得できます。

 

調理でもフロントでも「絶対的な身だしなみ」を厳しく意識づけられます。生きていく上での特質がきちんと身につくはずです。

 

もちろんきちんとルーティンを続けられる人にも来てほしいです。あとは、地域の3年後、5年後、10年後をデザインしてみたい人。企画を仕事にしたい人が新たに加わってくれれば、それが地域の転機になるかもしれません。

 

私のような旅館経営者の多くは、家業を引き継ぐかたちでここにいます。生まれ育った土地に人が訪れてくれることは非常に大切なこと。故郷の活気がなくなっていくのはつらいですから、我々は人生をかけて地域づくりを考えています。

 

人生の一つの経験として、そうした誰かの夢や理想、熱意に乗っかってみることも楽しいのではないでしょうか。それが宿泊業界に就く魅力だと言われるように、盛り上げていきます。

 


【照井貴博さん】
岩手鴬宿温泉長栄館3代目社長。大学在学中に先代が亡くなり、20歳で役職を引き継ぐ。勤怠管理システムの導入や外国籍人材の積極的な登用を推進。岩手の四季と伝統にこだわり、国内外の観光客をもてなしている。2019年度より全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部副部長(労務担当)に就任。業界が抱えている課題解決への取り組みを進めている。
※全旅連青年部…将来の宿泊産業を支える若手の人材育成を目的に設立。経営に関する研修や情報交換、政治活動などを積極的に推進している。

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