採るべき人・採るべきではない人の特徴とは?採用担当者が見分ける方法を紹介

採用選考において、「採るべき人」と「採るべきではない人」という指標を持つ企業は少なくありません。多くの採用担当者が考える採るべき人・採るべきではない人には、どのような特徴があるのでしょうか。それぞれの特徴とあわせ、両者を見分けるポイントをご紹介します。

目次

    採るべき人・採るべきではない人がいる?

    採用活動の中で、新卒はポテンシャルを感じる人材、中途は即戦力になりそうな人材を採用したいと考える企業も多いのではないでしょうか。

     

    この他にも、求める人物像については企業ごとに細かな基準が設けられているはずですが、応募者を「採るべき人」と「採るべきではない人」に分けて考える企業も少なくないようです。

     

    本記事では、多くの採用担当者が考える「採るべき人」と「採るべきではない人」の基準をご紹介します。新たに人材の採用を進めようと考えている採用担当者は、ぜひ参考にしてみてください。

     

    採るべき人の特徴

    iStock.com/nortonrsx

     

    まずは、多くの採用担当者に「採るべき人」と考えられている人材の3つの特徴をみていきましょう。

     

    誠実である

    1つ目の採るべき人の基準は、誠実であるかどうかです。

     

    嘘をつかない、期限を守る、横柄な態度を取らない。社会人であれば、誰しもが持っていて当たり前にも思えるスキルですよね。誠実さは学ぶ姿勢やコミュニケーションにも表れますので、誠実さがあるだけで社内外問わず信頼を置ける人材になることでしょう。

     

    しかし、誠実な人がいるのと同じように不誠実な人がいることも事実。採用担当者は、選考時に見極めが必要です。

     

    問題解決能力が高い

    即戦力になり得る人材採用で特に注目したいのは、問題解決能力があるかどうかです。このスキルは、高ければ高いほど優秀な人材だと考えられています。

     

    現時点で作業スピードが早かったとしても、新しい作業・別の作業では同様のスピードを発揮できないかもしれません。そんな時、問題解決能力が高い人材であれば「なぜできないのか」「どうやれば早くできるか」を考え、自ら行動に移すことができるのです。

     

    問題に対するアンテナ感度の高さにも期待が持てますので、選考時はぜひ問題解決能力の高さも意識しましょう。

     

    コミュニケーション能力が高い

    会社は、人によって成り立っています。1人で完結できる仕事はそうありません。そんな時に活躍するのは、やはりコミュニケーション能力でしょう。

     

    コミュニケーションがうまく取れていれば、大抵の場合、仕事は円滑に進みます。反対に、いくら能力が高くてもコミュニケーションが取れないだけで、仕事が思うように進まなくなることもあるのです。

     

    退職理由の一因にもなる社内の人間関係のをうまく成り立たせるためにも、コミュニケーション能力はできるだけ高い人を採るべきでしょう。

     

    採るべきではない人の特徴

    iStock.com/SPmemory

     

    「採るべき人」の特徴を3つご紹介しましたが、反対に「採るべきではない人」も存在します。どんな人が採るべきではない人にあたるのかを、改めて押さえておきましょう。

     

    最低限のマナーが守れない

    採るべき人の基準としてご紹介した「誠実な人」と表裏一体ですが、最低限度のマナーが守れない人は採るべきではないと考えて良いでしょう。応募書類の様式に誤りがある、正しい敬語が使えないなどがその例です。

     

    入社前からマナーが守れなさそうだと感じた人が、入社後に求めるレベルまで達することは滅多にありません。本人が感じるズレ・違和感が大きくなれば早期退職も懸念されますので、自社のマナーの基準を下回るようであれば始めから採用しないのが得策です。

     

    仕事の軸がない・ブレやすい

    働くうえでの軸が見えてこない応募者や、転職回数が極端に多く、仕事の軸が頻繁に変わると感じる応募者も採るべきではない人と言えるでしょう。

     

    仕事の軸がなければ、いつまでも流されるままに仕事をすることになり、長期的な成長は見込めません。変化を恐れないという前向きな捉え方もできますが、一定ラインを超える応募者は冷静な目で判断することが重要です。

     

    自社で働いてもらうイメージができない

    最後に紹介する採るべきではない人の基準は、自社で働くイメージが湧かないという感覚的な部分です。この判断は、採用担当者・面接官の力量にかかっています。

     

    応募者1人ひとりに特徴があるのと同じように、企業にもカラーがあります。失敗を恐れずとにかく挑戦し続けるような企業と、できる仕事を確実にこなし揺るがない信頼を得る企業とでは、カラーが大きく異なりますよね。

     

    「優秀そうな人材だけど、何かが違う……」と感じるようであれば、その人物はきっと企業と相性が合わないのです。今働いているメンバーの共通項を考えながら、内面的な採用基準を設けるのもおすすめですよ。

     

    採るべき人・採るべきではない人の見分け方

    iStock.com/solidcolours

     

    採るべき人・採るべきでない人はわかったものの、どうやってその人材を見分ければ良いかがわからない、という採用担当者もいることでしょう。応募書類・面接で見るべきポイントをご紹介しますので、見分ける際の参考にしてみてください。

     

    応募書類から見極める

    • ・ビジネスマナー
    • ・文章力(伝える力/要点をまとめる力)
    • ・これまでの経験やスキル
    • ・考える未来の方向性

    応募書類では、上記などのポイントから採るべき人・採るべきではない人を見分けることができるはずです。特に誠実さは、応募書類全体の見栄えや提出の仕方からも感じ取ることができるもの。下記記事も参考にしつつ、意識してチェックしてみてください。

     

    書類選考のポイントは?採用担当が書類選考で重視すべきポイントを解説!

     

    面接で見極める

    • ・志望の本気度
    • ・仕事の軸
    • ・問題解決能力の有無や能力の高さ
    • ・自社との相性

    面接では、上記などのポイントから採るべき人・採るべきではない人を見分けることができるはずです。

     

    前述の通り、最終判断は面接官にしかできませんので、面接を行う採用担当者は口のうまい応募者に注意しながら、本心を引き出す環境づくりを行うよう努めてくださいね。下記記事もきっと、参考にになるはずですよ。

     

    中途採用面接で応募者の本心を見抜く質問をするためのコツ!

     

    面接官マニュアル!面接官のポイントとコツを押さえた面接ガイド!

     

    “採るべき人”の基準は企業ごとに設定しよう

    iStock.com/baona

     

    採るべき人の特徴は「誠実さ」「問題解決能力」「コミュニケーション能力」が備わっている応募者であり、採るべきではない人の特徴は「マナーが守れない」「仕事の軸がない」「企業との相性が悪い」応募者とご紹介しました。

     

    しかし、これはあくまで一般的に考えられていることであり、これら全ての特徴が企業に当てはまるとは限りません。

     

    採用活動において最も重要なのは、どの基準をもって判断をするかを定めておくこと。求める人物像を明確にし、採用基準を設定すればきっと、採用のブレもなくなるはずです。ぜひ自社ならではの採用基準を定めたうえで、採用活動を進めてくださいね。

     

    採用基準とは?優秀な人材を見極める採用基準の作り方!

     

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