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辞めたい社員は引き止めなくてよい?引き止めるべき?

辞めたいと申し出た社員に対し、引き止めを行った方がよいのか、行わない方がよいのかと迷う方も多いのではないでしょうか。結論から言えば、辞めたい従業員は「引き止めなくてよい」という考えが一般的なようです。辞めたい社員を引き止めない方がよい理由や、「辞めたい」と言われた時の心構え、宿泊業界の退職志願者への対応方法をご紹介しますので、いざと言う時にお役立てください。

辞めたい社員は引き止めなくてよいのか

iStock.com/Lisa-Blue

 

社員から「辞めたい」と告げられたら場合、申し出をしてきた社員により反応は変わってきますよね。「やっぱりな…」と思う社員もいれば、「まさかこの人が!」と驚くこともあるかもしれません。

 

その後にすぐ思い浮かぶのは、「社員の退職を引き止めるべきか」ということなのではでしょうか。

 

退職の引き止めは賛否両論ありますが、「引き止めなくてよい」という意見が大多数を占めているようです。ではなぜ、辞めたい社員は引き止めを行わなくてよいと言う通説が広がっているのでしょうか。

 

辞めたい社員を引き止めなくてよい理由や、申し出を受けた際の心構えなどをご紹介します。

 

辞めたい社員を引き止めなくてよい5つの理由

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辞めたいと申し出た社員を引き止めなくてよい理由にはどのようなものがあるのでしょうか。5つの理由をご紹介します。

 

本人の意思が固まっているから

「辞めるかを迷っている」という相談であればまだしも、「辞めたい」と話してきた時点で社員はすでに辞めることを決意しています。人によってはすでに転職活動を始めているということもあるかもしれません。

 

どこかで引き止めてくれることに期待し、「辞めたい」と話す社員もいるかもしれませんが、これは少数派でしょう。意思が固まっている社員にどんな言葉を投げかけようと、よっぽどのことがない限り心変わりをしません。

 

引き止めが徒労に終わることもあるため、無理に引き止めなくてもよいと伝えられることが多いようです。

 

辞めても仕事は回るから

特に従業員数が少ない企業であれば、引き止めたいと感じる場合も多いでしょう。しかし、たとえ1人が辞めたとしても、仕事はどうにか回ります。従業員1人が辞めることで会社の存続が危ぶまれるというのは考えづらいことです。

 

プラスの思考を持てば、該当の人物が退職をしたことにより、別の社員の能力が開花するきっかけとなるかもしれないという捉えることもできますよね。そのことも相まって、引き止めを行わなくてもよいとされているのです。

 

引き止めは両者のデメリットが大きいから

引き止めをすることは、企業・退職志願者ともに少なからずデメリットがあります。下記は、双方にもたらされるデメリットです。

 

【引き止める側】

  • ・パワハラなどで訴えられる可能性がある
  • ・SNSなどで企業イメージを下げられる可能性がある

 

【引き止められる側】

  • ・しつこくされると精神的な負担が大きくなる
  • ・退職まで仕事に身が入らない

 

これに加え、両者の時間が奪われるということも鑑みれば、引き止めなくてよいとされていることも頷けるでしょう。

 

他の従業員の居心地が悪くなるから

必死に引き止めをしているという状況を他の社員が知った場合、その社員はどのような気持ちを抱くのでしょうか。「あんなに必死な引き止めを行わなければならないほど、会社は危ないのかな…」、「あの人も辞めてしまうのか…」など、ネガティブになる社員が多いはずです。

 

仮に、昇給や給与アップを条件とした引き止めがなされ、この事実が他の社員に知れ渡ってしまえば不公平感が高まり、「自分も辞めたい!」と申し出る社員も出てくるかもしれません。他の社員の影響を考えれば、無理に引き止めを行うべきでは無いでしょう。

 

引き止めが成功しても根本の解決にはならないから

引き止めを受け入れる社員は、辞めたいと言った時点で、何かしら会社に対する不満を持っているはずです。

 

給与・労働環境・人間関係・福利厚生を含めた待遇など、抱いていたネックは人により様々ですが、抱いていたネックを全て解消するには、それなりの時間を要しますよね。全てを解消しきれないということもあるはずです。

 

よって、たとえ引き止めが成功したとしても、辞めたいと申し出た社員はわだかまりのある状態で労働することが多くなります。

 

問題が解決に向かわなければ、本人の生産性は下がることと裏腹に、不信感は募る一方でしょう。耐え切れなくなった時に、同じように悲劇は繰り返されてしまいます。退職の引き止めは根本の解決にならないのです。
 
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社員から「辞めたい」と言われた時の心構え

iStock.com/AaronAmat

 

部下を従えるポジションについていれば、いつかは退職の申し出を受けることになるでしょう。では、社員から辞めたいと言われた場合、どのように対応をするのがベストなのでしょうか。社員から「辞めたい」と言われた時に思い出していただきたい心構えをご紹介します。

 

退職の決断は会社と本人によるもの

社員の退職を決意させたのは、あなたではなく会社です。

 

仮に、退職の申し出を行った社員があなたに不満を抱いていたとしても、企業は配置換え、ESの強化など、何かしら策を講じることはできたはずです。解決への行動は不満を抱く社員か企業のいずれかが起こすものですから、変化が無ければどちらかが解決を諦めたのでしょう。

 

これは、あなたへの不満に限った話ではありません。社員が「この会社にいてはネックの解消ができない」という判断をしたことが、退職の申し出へと繋がったのです。

 

よって、過剰に責任を感じる必要はありません。退職を決断させたのは会社、退職を決断したのは本人と割り切ってくださいね。

 

辞めて欲しくなくても執拗な引き止めはNG

中には、どうしても辞めて欲しくないと思わせるような優秀な社員もいるはずです。しかし、前述の通り、執拗な引き止めを行ってはリスクが大きくなります。

 

「辞めて欲しくない」という意向を伝えるのは構いませんが、社員にしつこいと思われない程度の引き止めに留めておくのが得策です。

 

接し方に気を配る

「辞めたいと伝えたら、あからさまに上司の態度が変わった」と社員が嘆いていた企業もあります。このような被害報告は、インターネット上で多く見受けられることからもわかる通り、退職後にSNSなどで投稿・拡散されることもあるのです。

 

また、人格否定などを行えば、最悪の場合パワハラとして訴訟に発展する可能性もあるので注意が必要です。

 

辞めたいと伝えられ、本人の意思が揺らがないことがわかった時点で「これまで頑張って働いてくれた」と気持ちを切り替え、感謝の意を伝える、極力態度を変えないなどの配慮をし、快く送り出すよう努めてくださいね。

 

辞めたいと言う社員を引き止めたい時はどうすればよい?

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「辞めたい」と伝えてきた社員は、退職の意思を固めたうえで話をしてきたことでしょう。しかし、引き止め方次第では、会社に残るという決断に導くこともできるようです。

 

引き止めを成功させるには、しっかりと社員の話を聞き入れ、共に解決策を探していくことが重要なポイントとなっています。

 

成功率は5~10%ほどと、決して高いものではないものの、本当に辞めて欲しくないと感じる社員であれば引き止めを行ってみるのも一つの手でしょう。ただし、無理強いはせず、あくまで本人の意思を尊重するという心持ちで引き止めに臨んでくださいね。

 

下記の記事もぜひ参考にしてみてください。

 

退職の引き止め方に注意!適切な退職を引き止める方法を解説!

 

ホテル・旅館で辞めたい社員の引き止めをしない方がよい理由

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ホテル・旅館などの宿泊業であれば、慢性的な人手不足に悩みを抱えている企業もあることでしょう。社員の退職が立て続けに起こってしまった時には、「辞めないで!」と強く訴えてしまうこともあるはずです。

 

しかし、宿泊業こそ無理な引き止めを行ってはいけません。理由は、宿泊業界に対してのイメージ悪化を加速させる恐れがあるからです。

 

宿泊業界に、「薄給激務」のイメージを抱く方は少なくありません。そんななかで無理な引き止めを行ってしまえば、退職志願者の心証を害することに繋がります。印象が悪くなれば、宿泊業界を離れる決意を強めたり、業界に対する悪評を広げる人物となる可能性もあります。

 

加えて、他の社員のモチベーションの低下にも繋がりかねませんので、無理な引き止めを行うのではなく、退職理由から経営を良くするという考えに転換をさせるようにしてくださいね。

 

ホテル従業員の退職理由からホテルの改善や採用活動を見直そう!

 

辞めたい社員は無理に引き止めなくてよい!

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「辞めたいなあ」とぼやく場合はフォローも有効ですが、「辞めたい」と言葉にできるようになった時点で、退職の決意は固いと考えておくのが無難でしょう。そのため、無理に引き止めを行う必要はありません。

 

ただ、優秀な社員には辞めて欲しくないというのが本音ですよね。気持ちを伝えるぶんには全く問題はありませんが、感情的になってしまえば「しつこく引き止めをされている」という印象を抱かれかねませんので、引き止めは節度を持って行うようにしてくださいね。

 

快く社員を送り出せるほど、気持ちの切り替えができたのであれば、新しい人材の採用を考えるのも良いでしょう。ホテル・旅館の採用活動であれば、当サイト「おもてなしHR」がお力添えできますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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