地方移住にかかる費用はどのくらい?一人暮らしに必要な生活費の目安や前もって用意すべき費用を紹介

ゆったりとした暮らしがしたい、半自給自足のような生活がしたい。理想とする移住生活は、人によってさまざまでしょう。しかし、夢のような移住生活を送るためには、移住前からしっかりとお金のことを考えておかなければなりません。移住には、どのくらいの費用が必要になるのでしょうか。移住前にかかる費用や、一人暮らしの生活費の目安、移住によって増える可能性のある支出についてご紹介します。

移住にかかる費用は決して安くない!

iStock.com/Deagreez

 

地方移住に対し、「物価は安いし、浪費する環境も少ないから生活費が抑えられそう!」と、前向きなイメージを持つ方は少なくないでしょう。

 

たしかに、都会と比べれば家賃・交通費などが減り、1度に動くお金は少なくなるかもしれません。しかし、移住には必ず引っ越しが伴います。また、地方の給与水準は都会よりも低いうえ、都会では必要なかったお金がかかることまで考慮できているでしょうか。

 

単身での移住にかかる費用は、仕事が決まっている方で20万円程度、仕事が決まっていない方であれば最低でも50万円~70万円程度は用意しておきたいところ。家族で移住する場合には、それ以上の費用が必要になります。

 

なぜ、ここまでお金が必要になるのでしょうか。移住にかかる費用を、「引っ越し費用」「月々の生活費」「移住後に増える生活費」の3点から、わかりやすく解説します。移住計画のヒントにしてみてくださいね。

 

移住にかかる費用:引っ越し費用の目安

iStock.com/Dean-Mitchell

 

まずは、引っ越しにかかる費用を考えていきましょう。下記は、引っ越し時にかかる費用の目安です。

  • ・単身の引っ越し費用:3万円~10万円
  • ・家族3人~4人の引っ越し費用:10万円~25万円
  • ・賃貸の敷金/礼金/仲介手数料:それぞれ家賃の半分~1カ月分程度

引っ越しの費用は、積み込む家財の量・移動距離・引っ越しの時期によって変動します。

 

閑散期・隣県程度の引っ越しであれば費用はこれよりも安くなる可能性はありますが、荷物が多く、繁忙期に移動距離が200kmを超えるような引っ越しであれば、単身でも10万円ほどは覚悟しておくのが賢明でしょう。

 

また、移住先で賃貸住宅に住むのであれば、引っ越し費用に加え、敷金・礼金、不動産会社への仲介手数料も用意しなければなりません。賃貸から賃貸に住み替えるのであれば、敷金でまかない切れなかった現住居のクリーニング費用が発生することもあるはずです。

 

よって、身ひとつで移住しない限りは、移住前にざっと10万円~50万円が必要になることを、現実として受け止めておきましょう。

 

移住にかかる費用:月々の生活費の目安

iStock.com/takasuu

 

続いてご紹介するのは、移住後にかかる月々の生活費です。年収300万円前後の一人暮らしを例に、費用の目安をご紹介します。

  • ・家賃:3万円~10万円
  • ・食費:2万円~3万円
  • ・水道光熱費:1万円~2万円
  • ・通信費:5,000円~1万円
  • ・交際費:1万円~2万円
  • ・国民年金保険:1万6,000円程度
  • ・国民健康保険:1万円~2万円
  • ・住民税や所得税:2万円~3万円
  • ・奨学金返済:1万円~2万円
  • ・生命保険料:0円~2万円

上記を計算すれば、最低でも月々15万円程度が必要になることがわかります。奨学金の返済や、生命保険料の支払いがなくても、月に10万円は必要になるでしょう。

 

都心から地方への移住では、家賃・食費・交際費が安くなる可能性は高まります。しかし、水道光熱費や税金は、どこへ移住しても必ずかかるということは忘れてはいけません。

 

特に、インフラが整っていない地域であれば、都市ガスよりも高いLPガスしか契約ができない、通信環境が悪いなどの理由から、かえって光熱費・通信費が高くついてしまうということも。移住先の決定がこれからという方は、移住後の生活まで見据えて選ぶのがおすすめです。

 

移住にかかる費用:移住後に増える生活費の目安

iStock.com/dontree_m

 

人によっては、地方へ移住したことで支払わなければならないお金が増える、ということもあります。下記の例をみてみましょう。

  • ・家具家電の新調費用:5万円~30万円
  • ・車の購入費:50万円~200万円
  • ・車の維持費:2万円~3万円/年
  • ・ガソリン代:5,000円~2万円/月
  • ・家賃や住宅ローン:5万円~10万円/月
  • ・固定資産税:1万円/月

主に気にしなければならないのは、家具家電・車・住宅の3点です。都会から地方へ移住するのであれば、車の購入が必要になる方も多いことでしょう。車を取得するとなれば、月々のローンも考えなければならなくなります。

 

また、中古住宅や0円の空き家の譲り受けを検討している方であれば、固定資産税・都市計画税・相続税・リフォーム費用なども考えておかなければなりません。後になって驚かないよう、事前にしっかりと情報を集めておきましょう。

 

移住費用や移住のスケジュールを考える際の注意点

iStock.com/KSChong

 

ご紹介したように、移住の際にはさまざまな費用が発生します。もしかすれば、夢の移住生活が、本当に夢のまま終わってしまうかも……と不安を覚えたもいるかもしれませんね。

 

しかし、事前の計画をしっかりと練っていれば、必ず移住は成功できるはず。理想の移住生活を送るために必要な、事前準備の注意点を3つご紹介します。

 

仕事は移住前に決めておくのがベスト

自由に使える貯蓄が7桁を超えているという方であれば、「移住してから仕事を考える」という選択をしても問題はないでしょう。

 

しかし、そこまでお金に余裕がないと感じるのであれば、仕事が決まってから移住をするのが賢明です。特定の業種に就きたい、農林漁村に移住予定だけど仕事は1次産業以外が良い、という方であれば、なおのことでしょう。

 

移住先の転職活動は、移住・定住サイトに公開されている求人情報を見たり、各自治体の窓口に相談をするのが最もポピュラーな方法です。民間の転職支援サービス・転職エージェントを利用するのもおすすめですよ。

 

計画は余裕を持つことが重要

移住にかかる費用や移住までのスケジュールは、計画にゆとりを持ちましょう。

 

貯金ギリギリの状態で移住をしても、理想の移住生活を送ることは難しいですよね。スケジュールをタイトに設定してしまえば、現職の退職に後悔が残ってしまう、仕事が決まらないまま移住をするハメになるということも危惧されます。

 

備えあれば憂いなしですので、ぜひ余裕を持った移住計画を行ってください。

 

移住支援金や0円空き家を有効活用!

東京23区をはじめとした東京圏の在住者が移住する場合、100万円程度の移住支援金を受け取ることができるのは有名な話ですよね。

 

東京圏からの移住でなくても、自治体によってはさまざまな移住支援が受けられます。住宅取得に対する補助や、引っ越し費用の助成などがその例です。

 

また、エリアによっては空き家バンクに0円の空き家が公開されていることも。大半の自治体で移住支援が行われていますので、現住所・移住先がどこであっても、必ず自治体のホームページをチェックしておきましょう。

 

移住支援金とは?地方へ移住する際に支援金が支給されるケースも!

 

移住の際に補助金が出ることも!地方へ移住する方は助成金の有無を要チェック! 

 

移住前には移住費用も含めた綿密な計画を練ろう!

地方へ移住したからといって、生活費が激減するというのは稀なことです。

 

むしろ、引っ越し時には数十万円の費用が発生しますので、ある程度の貯蓄がなければ移住をすることさえ難しくなってしまうでしょう。お金に余裕のないと感じている方は、まずは現実をしっかりと受け止めることが重要です。

 

ただし、「初期費用が大きすぎる」「移住後の生活に困りそう」という理由だけで、移住を諦めてしまうのは少々早計です。地方での生活は、都会とは異なる魅力がたくさん。たとえ贅沢な生活はできなくても、心にゆとりのある生活の方が幸せ、という方も多いものなのです。

 

理想の暮らしを叶えるためにも、移住前にはしっかりと準備を整えておいてくださいね。

 

積極採用中!ホテル・旅館の求人

求人をもっとみる

ご入力いただいたメールアドレスに資料をお送りいたします。

必須企業名

ご担当者様名を入力してください

必須ご担当者様名

ご担当者様名を入力してください

必須メールアドレス

メールアドレスを入力してください

必須電話番号

電話番号を入力してください

資料請求のお申し込みを受け付けました

資料請求をお申し込みいただきありがとうございました。
入力いただいたアドレスにメールをお送りいたしましたので、ご確認ください。

万が一メールが届かない場合は、info@omotenashi.workまでお問い合わせいただきますようお願いいたします。

専任アドバイザーに相談する

ページ上部へ戻る