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宿泊業界の給与事情:平均給料や職種別、将来性は?

転職したい、と考えたときに気になるのが、給与額や休日などの待遇面ですよね。「宿泊業界は薄給だと言われるが、皆はどれくらいもらっているんだろう」「この先ホテルマンを続けたら、給与はどれくらいになるんだろう」なんて、気になりませんか?当記事では、宿泊業界の給与事情について解説しつつ、業界の将来性やより高い給与を得るためにすべきことなどについてお伝えします。

宿泊業界の給与は、全国平均よりも低い

ベッドメイクするスタッフ

iStock/KatarzynaBialasiewicz

 

「宿泊業界の給与は安い」と言われますが、多業種と比較してどうなのでしょうか。厚生労働省が2019年に発表した「平成30年賃金構造基本統計調査の概況」で、一般労働者の賃金の推移を見てみると、男性が337.6千円、女性が247.5千円、男女計が306.2千円(2018年時点)となっています。

 

一方、産業別で見てみると、宿泊業・飲食サービス業の賃金は男性が323.4千円、女性が224.2千円。一般的な賃金よりも低いことがわかります。最も高い賃金を得ている年代で比較してこの状況なので、宿泊業界全体で見ればもっと落差があるでしょう。

 

宿泊業界の給与の差はどこで出る?

悩むビジネスマン

iStock/metamorworks

 

同じように宿泊業界で働く人の間にも、給与の差はあります。どんな要因で、どの程度給与額に差が出るかについて、前出の厚生労働省の調査結果をもとに見ていきましょう。

 

年齢

まずは年齢です。男性の平均賃金は275.1千円で、30~34歳までは平均以下。35歳以上になると平均を超えて50~54歳まで上がり続け、ピーク時には323.4千円となっています。

 

一方、女性の平均賃金は202.1千円で、25歳以上になると平均を超えます。ピークとなる35~39歳の賃金は224.2千円です。60歳を超えると大幅に給与が落ちる男性と違い、女性は比較的ゆるやかに減少する傾向が見られます。

 

雇用形態

正社員・正職員の平均賃金は264.5千円、正社員・正職員以外は186.6千円(男女計)と、雇用形態によって大きく給与に差が出ることがわかります。正社員・正職員以外の労働者は日給または時給で働く場合が多く、働く日数や時間によって大きく差が出ることが予想できます。

 

学歴

厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」によると、宿泊業・飲食サービス業の初任給(2018年)は以下のようになっています。

 

  • ・大学院修士課程修了……216.2千円
  • ・大学卒……198.1千円
  • ・高専、短大卒……175.7千円
  • ・高校卒……164.9千円

 

大学院修士課程修了と高校卒を比較すると、約5万円の給与差があるようです。

 

地域

都道府県によっても給与差が見られます。同調査によると、大学卒・東京の初任給が男女計で215.5千円と最も高く、その他の地域では北海道が197.6千円、大阪が208.1千円、沖縄が180.5千円などとなっています。

 

【職種別】宿泊業界の給与の違い

いろいろな職種のホテルスタッフ

iStock/andresr

 

職種別に、宿泊業界の給与の違いについて見てみましょう。

 

フロント

チェックインやチェックアウト、予約管理を行うフロント係。フロント係の印象が施設のイメージに直結することも多いため、ホテル・旅館の顔ともいえる仕事です。

 

平均月給:20万円~25万円程度。

 

客室

客室の清掃、設備の点検、仕上げのチェックなど、客室に関わるすべての業務を担当するのが客室係です。お客様がお部屋で気持ちよく過ごせるかどうかは、客室係の働きにかかっています。

 

平均月給:18万円~20万円程度。

 

施設管理

ホテル館内の電気・給排水・ボイラー・空調設備などの運転管理・点検・補修作業を担当します。

 

平均月給:20万円~30万円程度。

 

ブライダル

ブライダルフェアの企画や運営、新郎新婦への案内や見積もり作成、披露宴を盛り上げる演出の提案などを担当します。

 

平均月給:20万円~25万円程度。

 

料飲

料飲部門では、レストランでの席案内や配膳、食器の片づけなどを担当します。

 

平均月給:18万円~20万円程度。

 

調理

ホテルのレストランや宴会場内のキッチンにて、調理全般を担当します。何らかの調理経験があることを応募資格とするケースが多いです。

 

平均月給:18万円~20万円程度。

 

マネジメント

スタッフの育成や部門全体の目標設定、新規プロジェクトの企画立案など、マネジメント職の仕事は多岐にわたります。自身のスキルが高ければ良いわけではなく、後輩への指導力や関係部門と円滑なコミュニケーションを取るといった能力も必要とされます。

 

平均月給:20万円~40万円程度。

 

事務職

人事総務や経理、広報といった、お客様への直接的なサービス以外に携わる業務です。

 

平均月給:16万円~18万円程度。

 

ここで挙げたのはあくまで平均給与です。実際は外資系ホテル、ホテルチェーン、旅館など施設の種類や規模によって大きく異なります。

 

今後、宿泊業界の給与はアップするか

上矢印と下矢印

iStock/takasuu

 

給与や待遇は働く上での大きなモチベーションの1つです。どんなに「宿泊業界の仕事が好き、やりがいを感じている」と思っても、働きに見合う給与が得られなければ、仕事を続けるのは難しくなるでしょう。

 

厚生労働省の調査では、宿泊業・飲食サービス業の賃金は男女ともにプラスを示しており、今後もこの傾向が持続することが期待されています。また、宿泊施設側は常に優秀な人材を求めているため、ヘッドハンティングも盛んな業界です。そのため、スキルのある人はより待遇の良いホテル・旅館へ転職できるチャンスがあります。

 

あなたの能力やスキルに合ったより良い転職先を探すには、宿泊業界の内情に詳しい転職エージェントに話を聞いてみるのがおすすめです。

 

職種や働く場所によって給与額は変動する

未来を見据えてほほ笑む女性

iStock/violet-blue

 

業界全体で賃金底上げの動きはあるものの、まだまだ宿泊業界の給与は全国平均より低い状況にあります。しかし職種によっては高い給与を得られるため、スキルを身につけてキャリアアップを狙うことが可能です。

 

また雇用形態や地域によっても給与額は変わってくるので、思い切って働く環境を変えることで、新しい道が拓けるかもしれませんね。

 

出典:厚生労働省「平成 30 年賃金構造基本統計調査の概況」

 

出典:厚生労働省「平成 30 年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」

 

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