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宿泊施設の管理業務で役立つ「電気工事士」の資格。資格内容や取得方法について

人々の暮らしと電気が密接な関係にある現代社会では、電気工事士の仕事はなくてはならない存在です。宿泊業界においても、電気設備の点検などができる電気工事士の資格は重宝され、実際に現場で活躍している人も多くいます。今回は、電気工事士とはどのような資格なのか、試験内容や資格取得方法、活かせる職種についてご紹介します。

電気工事士はどのような資格?

iStock.com/ipopba

 

電気工事士とはどのような資格なのか、資格の概要や試験内容などについてご紹介します。

 

電気工事士の資格概要 

電気工事士は、電気設備の点検や工事を行うための知識と技術を習得した者に与えられる国家資格で、試験は一般財団法人電気技術者試験センターによって実施されています。電気工事は、資格のある人でなければ行ってはならないことが法令で定められており、工事できる範囲によって第一種電気工事士と第二種電気工事士の二つに分けられています。第二種は、一般住宅や小規模な店舗などの電気設備を取り扱うことができ、第一種はより工事範囲が広く、工場や大きなビルなど大規模な建物での電気工事が行える資格です。宿泊業では、大規模な工事は専門の業者に依頼することも多いため、日々の点検やメンテナンスを担うことができる第二種電気工事士があると採用に有利とされています。

 

試験内容 

第一種電気工事士と第二種電気工事士のいずれも、四肢択一のマークシート方式による筆記試験と、技能試験の2段階で実施されます。筆記試験は2時間で、電気に関する基礎理論や配線設計、電気工事の施工方法などさまざまな出題があります。技能試験は40分間で、与えられた施工条件に従って配線を完成させるなど、知識と技術、スピードが求められる実践的なテストとなっているようです。

 

難易度

電気工事士の合格率は、2018年では第一種、第二種いずれも約6割となっています。技能試験は出題候補問題が事前に公表されているため、当日までに繰り返し練習をすることで、合格の可能性を高めることができるでしょう。 

 

電気工事士の資格取得方法

iStock.com/Dragan Smiljkovic

 

電気工事士は学歴や年齢などの制限はなく、だれでも受験することができます。ただし、第一種電気工事士の免状交付を受けるためには、指定された期間の実務経験が必須条件となっています。電気工事士の受験対策の方法や、申し込みから資格取得までの流れをご紹介します。

 

受験対策の方法

過去に出題された電気工事士の試験内容と解答は、公式HPから閲覧することができるため、参考として目を通しておくとよいかもしれません。市販の問題集などを使って独学で勉強する方法や通信講座を受講する方法もあります。また、失業中の人が再就職するために学ぶことができる職業訓練校でも、電気工事士の勉強が可能です。職業訓練校の電気設備技術科などでは、約6カ月の訓練機関で電気工事に関する体系的な知識や技術を教わることができ、第二種電気工事士の試験対策ができます。

 

申し込みから資格取得までの流れ

電気工事士の試験は全国の試験会場において年2回実施され、例年上期は6月頃、下期は10月頃となっています。試験日程を公式HPで確認し、受験申し込みの受付期間中に手続きを済ませましょう。申し込みはインターネットと郵便の二つの方法があり、インターネット申し込みの場合、受験手数料は第一種電気工事士の1万900円、第二種電気工事士は9300円です。合否の結果は郵便で届き、公式HPからも確認することができます。試験に合格したら、電気工事士の免状交付申請書の提出や交付手数料の支払いを済ませ、免状交付を受けてから資格取得となります。申請から免状が交付されるまでの所要期間は約2か月とされています。

 

電気工事士を活かせる仕事

 

 

インバウンド増加に伴う宿泊施設などの建築ラッシュにより、電気工事士の需要も高まっています。電気工事関連の職場では、見習いとして働きながら資格取得を推奨しているところもありますが、あらかじめ資格を取得しておくと即戦力として活躍できるでしょう。

電気工事士の資格を活かせる仕事についてご紹介します。

 

ホテルや旅館の施設管理、営繕

ホテルや旅館には、施設管理もしくは営繕と呼ばれる専属の技術スタッフがおり、設備の点検や修理などの仕事を担っています。照明や自動ドア、エレベーターなどの電気設備の点検を行う場合は、第二種電気工事士の資格が必須であるため、採用にも有利となるでしょう。お客様の安全や、歴史ある旅館やホテルの建物を守るために、自身の持つ技術を活かせることはやりがいにもつながるはずです。宿泊施設で働く際には、電気工事士の他に危険物取扱者乙種4類や2級ボイラー技士、第三種冷凍機械保安責任者、消防設備士などの資格があると、取り行える業務範囲を広げることができます。

 

建築電気工事

建築電気工事とは、あらゆる建築物の屋内外電気設備の設計や施工を行い、変電設備などのメンテナンスや照明器具の取り付けなど、電気にまつわる幅広い作業を行う仕事です。作業現場は多岐に渡るため、現場が変わるごとに新しい発見や学びを積み重ね、専門性を追及することができるでしょう。職場によっては宿泊業関連の建築に携わることもできます。

 

鉄道会社の電気工事

鉄道には電車に電気を送る架線、安全運行を支える信号システム、踏切など多くの電気設備があります。鉄道会社の電気工事は、これらの設備が故障しないように駅構内の配電線路工事や自動改札装置の施工、メンテナンスを行うため、電気工事士の資格が必要となります。鉄道は観光にも大きく関わるインフラであるため、強い誇りを感じながら仕事に取り組むことができるでしょう。

 

電気工事士の資格を取得し、転職に活かそう

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専門性の高い電気工事士の資格は、知識と技術をしっかり身に付けることで、さまざまな現場で活躍することができます。宿泊業においては、日々の点検や修理を担う施設管理などの仕事で、お客様の安全を守るために役立てることができるでしょう。電気工事士の資格を取得し、高い専門性を活かして働くことができるとよいですね。

 

 

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