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飲食の接客に活かせるレストランサービス技能士。検定内容や資格取得方法

近年、国内外からの観光客増加や東京オリンピックに向けて、ホテルや旅館のレストランでは、料飲サービスのプロとしてサービススキルを持った人材の需要が高まっています。今回は、国家資格であるレストランサービス技能士について、資格の概要や資格取得方法、活かせる職種についてご紹介します。

レストランサービス技能士はどのような資格?

iStock.com/maximkabb

 

レストランサービス技能士とはどのような資格なのか、試験の概要や試験内容などについてご紹介します。

 

資格の概要

レストランサービス技能士は、レストランのウェイターなど食事や飲み物に関するサービスに関して、一定の技術や知識が身に付いていることを証明する国家資格です。

 

レストランサービス技能検定は、労働者の技能と地位の向上を図ることを目的として、職業能力開発促進法に基づき、厚生労働大臣が指定する機関である日本ホテル・レストランサービス技能協会が試験業務を行っています。料理や飲み物を提供するサービスに関する資格としては、唯一の国家資格です。接客に関する知識や技術が身についていることの証明として、ホテルやレストラン、病院、給食施設など料理に関するさまざまな分野で活かすことができます。

 

テスト内容

レストランサービス技能士は、1級から3級まで級位が分かれています。学科試験と実技試験により審査され、学科試験の合格者のみが実技試験へ進むことができます。

 

学科試験は問題文が正しいかどうかを判断する真偽法形式となっており、試験時間は2時間、出題数は100問です。出題内容は衛生管理についての知識、食材や調理法、西洋料理の知識、飲み物についてや、飲食サービスのオペレーションやマナーについてなど幅広い知識が求められます。学科試験の合格基準は60点以上です。

 

実技試験は、ホテルなどが会場として使われ、お客様の案内やオーダーの取り方、テーブルセットや給仕の仕方などを審査します。2級では英会話での接客、1級では英会話に加えて簡単なフランス語での会話やオーダー、ワゴンサービスの審査もあります。実技試験は60点以上で合格です。

 

受検資格

レストランサービス技能検定を受検するためには、各級位ごとに所定の実務経験年数が必要となりますが、職業訓練歴や学歴などによりその年数が短縮される場合もあります。学校などで料飲サービスに関する学科を修めていない場合、3級では1年、2級では3年、1級では11年の実務経験が必要となります。ただし、3級合格後に2級を受検するなどステップアップ式に受検することで、必要な実務経験年数が短縮されます。また、3級については、実務経験年数に満たない大学や短期大学、高等学校、専門学校などの在校生で、卒業する見込みのある者も受検できるよう、例外的な措置として承認校制度が設けられています。

 

レストランサービス技能士の資格取得方法

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レストランサービス技能検定に向けての対策方法や、申し込みから資格取得までの流れについてご紹介します。

 

検定への対策方法

レストランサービス技能検定で過去に出題されたテスト内容は、公式HPから閲覧することができます。実技試験のテスト内容についても公開されているので、試験対策の参考にするとよいでしょう。主催の日本ホテル・レストランサービス技能協会から等級別にテキストが発行されており、過去三年分の学科試験問題と解説を見ることができます。

 

申し込みから資格取得までの流れ

レスランサービス技能検定は、例年4月頃に試験詳細の発表があり、8月頃に学科試験、10月から11月の間に実技試験が行われます。公式HPから試験日程を確認後、受検申請書を郵送し申し込みます。受験料はいずれの級位も6500円で、実技試験の手数料は別途必要になります。試験当日は社会人として適切な服装を心がけ、身だしなみに気をつけましょう。合否結果は、郵送で通知が届きますが、公式HPでも合格者の受験番号が掲載され確認することができます。合格者には合格証書が授与され、希望者は技能検定資格証やバッジを購入することができます。

 

レストランサービス技能士が活かせる職種

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観光客数の増加に伴い、宿泊業界ではレストランなどにおけるサービスレベルの向上が急務となっています。レストランサービス技能士の資格を活かせる仕事には、どのような職種があるのでしょうか。

 

ウェイター、ウェイトレス

ホテルやレストランで働くウェイターやウェイトレスは、お客様を席にご案内してからお帰りまで、お客様に食事を楽しんでいただくためにさまざまなサービスを提供します。ホテルやレストランの格式、結婚式などシーンによって求められるサービスのレベルは変わってきます。料理の形式に合わせたテーブルセッティングや接客の仕方など、検定での学びを実践として活かすことができるでしょう。

 

仲居、女将

旅館で提供する食事は、日本料理や西洋料理などさまざまです。仲居や女将は日本だけでなく西洋式のマナーやサービスのスキルも身に付けておくことで、対応力の幅を広げることができます。レストランサービス技能検定の過程で学んだ知識は、客室へのご案内の際など、接客全般において自信をもったおもてなしができるでしょう。

 

支配人などの管理職

人事や売り上げのマネジメントを担う支配人など管理層にとって、部下の育成はお客様の満足度に関わる重要な仕事の一つです。自分自身の現場経験以外に客観的な視点からの知識を得ることで、部下に対してより的確な説明やアドバイスにつなげることができます。責任の大きい立場でもあることから、対応力を高めるためにも2級や1級の取得が求められるでしょう。

 

料飲サービスのスペシャリストとして活躍しよう

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レストランサービスにおいての高い知識や技術は、おもてなしの心がこもって初めて活かされるものです。お客様の心に残るような質の高いサービスを提供するためにも、立ち居振る舞いなど基本マナーはもちろんのこと、料飲サービスにおける幅広い知識を身に付けておくことで、自信を持った応対につながります。レストランサービス技能士の資格は、転職活動においても技能の高さと経験の豊かさをアピールでき、採用側からも即戦力のある人材として高評価を得られるでしょう。

 

 

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