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中国人観光客のおもてなしに活かせる中国語検定試験。資格内容や活かせる職種など

近年、アジア圏からの観光客が増加傾向にある中で、とりわけ中国からの観光客数は上位を占めています。宿泊業界でも、中国語のスキルを持つ人材の需要が見込まれ、転職活動においてもアピールポイントになります。今回は中国語検定試験の資格内容や資格取得方法、活かせる職種についてご紹介します。

中国語検定試験はどのような資格?

iStock.com/Toa55

 

中国語の語学力を計る中国語検定試験とはどのようなものかについてご紹介します。

 

中国語検定試験の概要

中国語検定試験は、通称で中検と呼ばれ、主に日本語を母語とする中国語学習者を対象として、中国語の能力を測る検定です。一般財団法人中国語検定協会が主催しており、中国語の読解や聴解能力のほか、翻訳能力を問う試験となっています。日本における外国語学習は「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能の習得が求められていますが、中検ではその4つに加え、母語と外国語の関係を処理する「訳す」という技能も重要視しています。そのため、中国語を活かして日本の企業で働きたいと考える人に適した資格と言えます。

 

試験内容

中国語検定試験は準4級から1級まで、6段階にレベル分けされています。試験はリスニング問題と筆記問題があり、マークシートによる選択式と一部記述式で構成されています。準4級はリスニングと筆記を合わせて100点満点ですが、4級から1級まではリスニングと筆記を分けて点数評価されており、どちらか一方が合格基準点に達していないと不合格となります。試験時間は級によって異なり、準4級は75分、4級と3級が115分、2級と準1級、1級が135分となっています。また、準1級と1級には2次試験があり、1次試験合格者と1次試験免除者のみが受験できます。

 

各級によるレベル

中国語検定試験は、級ごとに以下のようにレベル分けされています。

・準4級は入門者向けで、中国語の学習に向けて、基礎的知識を習得していること。

・4級は初級レベルで、簡単な中国語を聞きとり話すことができること。

・3級は中級レベルで、基本的な文章の読み書きと、簡単な日常会話ができること。

・2級は、実務レベルの基礎を習得していることが基準です。やや高度な中国語の文章を読み3級程度の文章を書けること。日常的な話題の会話が出来ることが評価されます。

・準1級と1級は上級レベルとなり、通訳や翻訳ができることが基準となります。特に1級は高度な読解力や表現力を問われます。

 

宿泊業界に転職する際、求められるレベルは、応募する企業や職種、条件により異なります。基本的な文章の読み書きや簡単な日常会話ができるレベルとして、3級を取得していると、転職活動においてもアピールしやすいようです。

 

中国語検定試験の資格取得方法

iStock.com/JianGang Wang

 

実際に中国語検定試験に合格するまでの流れをご紹介します。

 

テストに向けての準備

中国語検定試験には年齢や学歴などの受験資格はなく、誰でも受験することができます。勉強方法としては試験対策問題集を購入して独学で学ぶ方法と通信による添削講座があります。自身にあった方法を選択して取り組みましょう。また、公式HPでは過去の問題が見られるようになっているので、活用してみるのもよいでしょう。

 

資格取得までの流れ

中国語検定試験は3月と6月、11月の年3回行われており(1級は11月の1回だけ実施)、試験会場は日本国内では40都市、海外でも5都市で実施されています。受験の申し込みは郵送またはインターネットから行い、受験料は級により異なりますが、準4級が3000円、級が進むにつれて高くなり1級は9500円です。各級の受験料については、公式HPから確認しましょう。

 

受験票は受験日のおよそ10日前までに、会場地図と共に送付されます。試験当日の持ち物として、受験票と筆記用具を忘れずに持っていきましょう。時計としてスマートフォンや携帯電話を利用することは認められていないため、腕時計を用意しましょう。

 

合否結果は、試験後約1ヵ月以内に送付されます。合格者の受験者番号は公式HPでも確認できます。

 

中国語検定試験が活かせる職種

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フロント

フロントはホテルや旅館に到着したお客様が最初に訪れる場所になります。チェックインやチェックアウトの手続き、周辺の観光スポットの案内などを求められることもあります。中国からのお客様にも対応できるよう、日常会話レベルでコミュニケーションができる中国語能力があると、安心して滞在いただけることでしょう。

 

仲居、女将

旅館の仲居はお客様の出迎えから、客室への案内、食事の用意など滞在中の身の回りのお世話が仕事です。そのため特にお客様と接する機会の多い職種と言えます。また、女将はおもてなしのプロとして旅館内のことに加え、お客様の様子にも気を配ることが求められます。中国語を学び中国文化を理解することで、より素晴らしいおもてなしを提供できるでしょう。

 

ホテルや旅館の営業、企画

宿泊プランの企画や営業、マーケティング業務などを行う部門では、中国人観光客の集客を強化するために、中国の旅行代理店などと取引を円滑に進める能力が求められます。中国文化に関する理解と共に、ビジネスで用いられる高度な中国語スキルが必要とされます。

 

中国語検定試験を取得して転職に活かそう

iStock.com/beer5020

 

海外から訪れるお客様に母国語でおもてなしをすることは、旅行を安心して快適に過ごしていただくことにつながります。近年、中国経済の成長や日本政府によるビザ発給条件の緩和などに伴い、訪日中国人観光客は増加の一途をたどっています。宿泊業界においても、中国語力を持つ人材の需要が見込まれる一方で、中国語を話せる人が少ないのが現状です。中国語検定試験での学びは、宿泊業界への転職活動においても大きなアピールポイントになり、自身のキャリアアップにも大いに活かせることでしょう。

 

 

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