ホテルの予約課は事務処理ばかり?仕事内容や給料を見てみよう!
目次
ホテル予約課の役割
ホテルには予約を管理する課があります。正確に予約を受け付け、管理・共有することはホテルの生命線と言っても過言ではないでしょう。
予約課はフロントスタッフやベルスタッフなどに比べると、どのような仕事をしているのか、イメージがつきにくいかもしれません。
この記事では、ホテルの予約課の業務内容や、おもてなしHRに掲載中の求人情報、年収などについて解説します。ホテルの仕事に興味がある人は、参考にしてくださいね。
ホテルの予約課の仕事
ホテルの予約課ではどのような仕事をしているのでしょうか。具体的な業務内容を見てみましょう。また、おもてなしHRに掲載中の求人から、実際の業務例を紹介します(2023年2月時点の情報)。
予約管理
予約課の仕事は、予約の受付、予約情報の整理、キャンセル処理といった、事務作業が中心です。
個人のお客様だけでなく、団体の幹事役や旅行会社の担当者とやりとりを行うことがあります。空室状況や料金を確認し、お客様からの質問があれば説明し、システムへの入力、他部署への手配を行います。
予約管理をするうえで重要なのは、予約のコントロールです。客室=ホテルの商品です。日々の空室状況に合わせた、販売可能な室数の調整を同時進行しなければなりません。そのため、ホテルの運営についても把握しておく必要があります。
プラン策定
宿泊予約係は、宿泊商品の造成や販売といった業務を担当しています。客室稼働率を高め、売上を最大化するために、プランを策定し、コーディネートする役割も担っています。
客層のニーズに合わせたり、季節や曜日によって変化する客室稼働率に合わせたりと、適切なプランを策定することは、ホテルの存続を左右する重要な仕事。
また、当日割引や直前割引など、満室に近づけるためのプラン作りも欠かせません。
お客様案内
お客様と対面する機会は少ないものの、予約課にも接客業務はあります。具体的には電話やメールで予約を受けた際の案内や、予約に関する問い合わせの回答といった業務が挙げられます。
予約時の対応はホテルの印象を大きく左右するため、正しい言葉遣いやビジネスメールのマナーを身につける必要があるでしょう。
実際の業務例
愛知県のリゾートホテルでは、フロント予約係を募集しています。
このホテルでは予約係とフロントスタッフが兼任。予約受付や宿泊プランの作成を担当しながら、チェックイン・チェックアウト業務や客室案内なども行うということです。また、売店のレジ打ちや清算といった業務の他、他部署のヘルプに回ることもあるとのこと。
適切に予約を管理するためには、ホテル業務全般を理解する必要があります。さまざまな業務を経験し、予約管理のプロを目指せる職場ではないでしょうか。
ホテル予約課の給料
ホテルの予約課の給料・年収はどのくらいなのでしょうか。おもてなしHRに掲載中の求人情報を参考に、おおよその金額を見てみましょう(2023年2月時点の情報)。
岐阜県のラグジュアリーホテルでは、時給1000円~で予約スタッフを募集しています。具体的な業務内容は予約が入った後のシステム入力や、予約確定通知の送信、問い合わせ対応など。雇用形態はパート・アルバイトで、リモート勤務も可能です。
また、京都のラグジュアリーホテルでは正社員で予約スタッフを募集しており、給料は月給20万円~26万円です。予約受付や問い合わせ対応の他、宿泊プランの提案といった業務も担当するとのこと。宿泊予約もしくはホテル宿泊部門での、実務経験があることが応募の必須条件です。
ひと口に「ホテルの予約業務」と言っても、雇用形態や給料、応募の条件はさまざまなのですね。就職・転職で後悔しないためには、求人情報をよく調べ、比較検討することが重要です。
ホテル業界の求人情報を多く扱っているおもてなしHRにご相談いただければ、希望に近い求人情報を紹介するので、ぜひご活用ください。
ホテルの予約受付でおもてなし
ここまでホテルの予約課の仕事について触れてきました。宿泊予約を正確に、迅速に処理することが予約課の仕事です。直接お客様と顔を合わせる機会は少ないものの、お客さまと最初にコミュニケーションをとる業務と言えるでしょう。
予約課など、ホテルの仕事を探す際にはおもてなしHRにご相談ください。