例文あり!マネジメント経験をアピールできる職務経歴書の書き方を見てみよう

マネジメント経験がある人は、転職時の面接でしっかりアピールしなければ損です。職務経歴書にも分かりやすく記載することが重要ですが、マネジメント経験は職務経歴書にどうまとめれば良いのでしょうか。適切な形式や書き方のポイント見てみましょう。形式別の例文もあるので、転職活動の参考に役立ててくださいね。

目次

    職務経歴書でマネジメント経験をアピールしよう

    ミドル世代男性

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    中途採用でマネジメント経験を重視する企業は少なくありません。マネジメント経験を持つ人はしっかりとアピールしたいところですが、職務経歴書にはどのように書くべきなのでしょうか。

     

    この記事では、効果的にマネジメント経験をアピールするために効果的な職務経歴書の書き方について解説します。例文の紹介もあるので、転職活動の参考に役立ててくださいね。

     

    以下の記事も併せてご参照ください。

    職務経歴書にマネジメント経験を書く時のポイント!

    職務経歴書にマネジメント経験を書く際には、どういったことを意識すれば良いのでしょうか。3つのポイントを見ていきましょう。

    適切な書き方を選ぶ

    マネジメント経験を採用担当者に印象付けるためには、職務経歴書を適切な形式で書くことが重要。一般的に職務経歴書の形式は以下の3種類に分類されます。

     

    • ・就職した年から現在までを時系列で書く「編年体形式」
    • ・直近の職務経歴から過去にさかのぼって書く「逆編年体形式」
    • ・これまでの経験を職務系列ごとに書く「キャリア形式」

     

    キャリアアップ転職など、マネジメント経験が特に重視される場合は、直近の仕事が分かる逆編年体形式がおすすめです。また、複数のマネジメント経験がある場合はキャリア形式で豊富な経験をアピールすると良いでしょう。

     

    職務経歴書の書き方については、以下の記事をご参照ください。

    役割・ポジションがはっきりと分かるように

    「マネジメント」には明確な定義はなく、どこからどこまでを「マネジメント経験あり」と見なすかは企業によって異なります。自分の経験をしっかりとアピールするためには、役割・ポジションをはっきりと伝えることが重要。

     

    職務経歴書には「○○株式会社でマネジメント業務を担当」といった曖昧な書き方ではなく、具体的にどういった業務を担当していたのかを書きましょう。

     

    また、役職名は企業によってさまざまな呼び方がありますが、一般的な呼び方ではどういったポジションに該当するのかを書いてくださいね。

     

    たとえば、コールセンターの責任者はよく「センター長」と呼ばれますが、組織体制によって部長クラスだったり課長クラスだったりします。そのような場合、職務経歴書には「センター長(課長相当)」というように、誰が見ても分かる書き方を心がけてください。

    具体的な数字を交えて書く

    マネジメント経験のアピールに限らず、職務経歴書を書く際には具体的な数字を示すことがポイントです。

     

    何人くらいのチームを何年間まとめてきたのか、目標の何割を達成できたのか、売上はどれくらいだったのか。数字で説明することで、自分のマネジメント能力を過不足なく判断してもらえるでしょう。

     

    また、結果の数字に至るまでの経緯を1本のストーリーとしてつながるように書くことを意識しましょう。「5W1H(When)、どこで(Where)、誰に(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」を使うと、分かりやすく仕上がるはずです。

    マネジメント経験をアピールする職務経歴書の例文

    例

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    以上のことをふまえて、マネジメントと経験をアピールする職務経歴書の例文を見ていきましょう。逆編年体形式と、キャリア形式の2種類を用意したので、ご自身のキャリアに合わせて参考にしてくださいね。

    逆編年体系式

    一般社員として入社し、後にマネジメント業務を担当した場合は以下のようにまとめられます。ホテルのフロントスタッフからフロントチーフに昇進したパターンを見てみましょう。

    株式会社 おもてなしホテル(在籍期間 〇年〇カ月)

     

    【2020年4月〜現在】

     

     おもてなしホテル 東京支店 フロントチーフ(係長相当・部下7名)に就任。

     

    【担当業務】

     

    • ・フロント業務のオペレーション管理
    • ・人材育成
    • ・接客業務

     

    ホテルのフロントにて、チェックイン・チェックアウトといった接客業務を遂行しながらフロント業務のオペレーション管理や部下の教育に従事しました。

     

    フロント業務の効率化に力を入れ、作業行程の見直しやICT化、部下のマルチタスク化を推進した結果、就任から1年後には残業時間の削減(前年比3割減)と離職率の低下(前年比5割減)を達成しています。

     

    チェックイン・チェックアウトの効率化により、フロント対応に関する顧客満足度も従来の80%台から90%台まで向上させることに成功し、リピーターの確保に貢献しました。

     

    【2018年4月~2020年3月】

     

    株式会社 おもてなしホテル 入社  

    東京支店のフロントスタッフに配属

     

    【担当業務】

     

    • ・接客業務
    • ・予約管理
    • ・各種案内

     

    フロントスタッフとして入社し、チェックイン・チェックアウトや電話応対、予約管理といったフロント業務全般を担当しました。「正確さとスピード感、そして笑顔」をモットーに業務にあたり、編み出したアイデアが正式なオペレーションとして採用されています。

     

    その後、新人教育を任されて4名の後輩を教育し、全員が顧客満足度アンケートの上位に入った実績を評価され、フロントチーフに昇進しました。

    キャリア形式

    複数業界の職務履歴・マネジメント経験をキャリア形式でまとめる場合の書き方を見てみましょう。キャリア形式で書く際には、冒頭に職歴概要を付けると分かりやすく伝わります。

     

    また、応募先の業界に合わせてよりアピールしたいキャリアから順に書くこともポイントです。

     

    【職歴概要】

     

    株式会社○○ビジネスホテルに新卒入社し、ベルスタッフとして1年間勤務した後、営業部へ異動しました。課長へ昇進した後、株式会社○○自動車での営業・主任を経て転職し、○○リゾートホテルの部長に就任し、現在に至ります。

     

    【職務経歴】

     

    宿泊業界

     

    2010年4月 株式会社○○ビジネスホテル 入社

     

    ベルスタッフとしてお客様の案内に従事。ベルスタッフとしてお客様と接していく中で、人々のニーズを探り、応えることに面白さを感じたため、翌年に希望を出して営業部に異動しました。

     

    営業部では企業や学校、旅行代理店などへ宿泊プランを販売。営業のアプローチをかける前に各位の情報を集め、ニーズを探った営業で異動から2年後に営業成績第1位を達成しています。

     

    その翌年、課長に昇進(部下12名)。営業先の新規開拓や部下の育成に携わり、前年比売上120%を達成しました。

     

    2015年3月、一身上の都合により退社しました。

     

    2019年4月 株式会社○○リゾートホテル入社

     

    営業部の部長として入社(部下30名)。前職で培ったスキルをいかし、営業先の新規開拓と部下の育成に従事しています。年度の売上目標〇億円を目標に、企画部との連携強化や戦略の見直しを推進し、目標達成率105%で着地しました。

     

    また、2020年度以降は営業部の採用活動にも携わり、採用目標人数の達成と離職率の低下に貢献しています。

     

    自動車業界

     

    2016年4月 株式会社○○自動車入社

     

    ○○ビジネスホテルでの営業の仕事にやりがいを感じ、他業種の営業も経験したいと考え、プレイヤーとして転職しました。主な業務はディーラーの店頭で個人・法人のお客様への営業です。

     

    入社1年目は、個人の目標が未達に終わりましたが、2年目以降は休日を自動車の勉強や営業マン向けのセミナー参加にあて、営業スキルを高めたことによって目標を達成できました。その後、主任に昇進し自主勉強で身につけたノウハウを用いて人材を育て、課の目標達成に貢献しました。

     

    2019年1月 一身上の都合により退職しました。

    職務経歴書の書き方は転職エージェントに相談しよう

    アドバイザー

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    職務経歴書には「こう書くのが正解」という答えがありません。そのため、形式や書き方・伝え方で迷う人は多いでしょう。応募書類の作成で困った際には、転職エージェントへの相談がおすすめです。転職のプロであるキャリアアドバイザーが、適切なアドバイスをくれるでしょう。

     

    ホテル・旅館への就職・転職については、おもてなしHRにお任せください。

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