新卒でホテルを辞めたい……辞めた新卒の経験談から見る辞める・続けるの判断基準とは?

憧れのホテル業界に新卒入社。しかし、理想と現実のギャップの大きさに「辞めたい……」と思ってしまう新卒は多く、実際に退職に至るケースも少なくありません。ホテルを退職した新卒は、どのような悩みを抱えていたのでしょうか。新卒ホテルマンが実際に抱えていた悩みをはじめ、今のホテルを続けた方が良い人の特徴や、現状を変える解決策をご紹介します。

新卒でホテルを辞めたい・辞めた理由

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新卒は、ホテルのどんな所を見て辞めたいと感じてしまうのでしょうか。ホテルを辞めた新卒の実体験から、今の自分に当てはまる状況があるかを確認してみてください。

 

長時間労働やサービス残業が多い

ホテルは、365日・24時間営業が基本です。そのため、夜勤や中抜けシフトなど他の業界ではあまり見ない勤務形態が取られ、1回の出社で10時間以上拘束されることも珍しくありません。

 

お客様を優先すれば、ピーク時に残業を余儀なくされることもあるでしょう。クレームや有事の際は時間通りの退勤は難しく、度重なるサービス残業や長時間労働に耐え切れず、退職を決断するケースも多いようです。

 

休みが取りにくい

休みが取りにくいことも、新卒の離職者数増に拍車をかけている一因です。

 

先にも述べたようにホテルは通年営業していることが大半であり、大型連休や祝日など、世間が休みのタイミングであっても出勤しなければなりません。社会人1年目に暦通り働く友人やパートナーとの時間を作ることが難しくなれば、精神的にも堪えてしまうことでしょう。

 

体力的な負担が大きい

ホテルの仕事は、基本的には立ち仕事です。加えて、お客様の荷物の上げ下ろしや介助が必要なお客様を助けたりなどと、想定以上に体力を使うことに驚く新卒も少なくありません。

 

力仕事があるうえ、シフトは不規則。凛とした姿で働くホテルマンの表面だけを見てホテル業界を志望した新卒は、体力的な辛さから退職の道を選ぶこともあるようです。

 

人間関係に疲れた

外回りの営業などがない限り、ホテルの仕事はホテル内で完結することが多いでしょう。そのため、1度人間関係に亀裂が入れば職場の空気が悪くなることは避けられません。スタッフ内で派閥があるホテルもあるようです。

 

反対に、スタッフ同士の距離が近すぎることが原因で辞めたいと思う新卒もいます。参加がほぼ強制的な飲み会が連日続くことで、体力的な負担が大きくなり退職が頭に浮かぶ新卒は一定数存在します。

 

常に周りの新卒と比べられる

一定以上の規模のホテルに就職した新卒であれば、店舗に同期が複数人いるということもありますよね。まともなホテルであればしっかりと人事考課が行われますが、常に同期間で優劣がつけられていると感じるのはなかなかのプレッシャーでしょう。

 

逆境を楽しめる新卒であればかえって燃える状況ですが、プレッシャーに耐え切れず退職を選ぶ新卒のホテルマンもいるようです。

 

給料が少ない

ホテル業を含めた宿泊業は、全産業の平均賃金よりも給料が少ないという薄給な業界としても知られています。

 

給与ベースが低いうえに、サービス残業が度重なれば、労働に見合った対価がもらえる業界に転職したいと思うのも無理はないでしょう。

 

新卒でホテルの仕事を辞めたいのは甘えなのか?

前項で新卒のホテルマンの退職理由をご紹介しましたが、そうは言ってもホテル業界で働き続けている人はたくさんいます。入社後すぐに辞めたいと思ってしまうのは自分が弱いから、という結論に至った新卒もいるのではないでしょうか。

 

しかし、入社して間もなくホテルを辞めたいと思う新卒は、決して少なくありません。

 

厚生労働省の発表によると、2017年3月に大学を卒業した新卒者のうち「宿泊業・飲食サービス業」に就職した新卒が3年以内に離職した割合は、なんと52.6%。全体産業平均32.8%を大きく上回る数字であり、半数以上が3年以内に退職をしているのが実情です。

 

この数値には飲食業界の離職者や、ホテル業界内での転職者数も含まれていることもありますが、辞めたいと感じるのは甘えではないと言うことができそうです。

 

参照:新規学卒就職者の離職状況 / 厚生労働省

 

ホテルを辞めたい新卒のタイプとは

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ホテルを辞めたいと悩む新卒は、ホテルで働き続けた方が良い人と、辞めても良い人の2つのタイプに分けることができます。それぞれの特徴をご紹介しますので、今のホテルを続けるかどうかの判断材料のひとつにしてみてください。

 

続けた方が良い人

  • ・退職後の目標がない人
  • ・職場に尊敬できる上司がいる人
  • ・入社半年にも満たない人
  • ・ホテル業界への思い入れが強い人

上記に当てはまる人は、今のホテルを続けた方が良いでしょう。

 

特に、「とにかく辞めたい、でも他に目標がない」という新卒が早期退職をするのは賢明とは言えません。仕事を続けながら転職活動をすることも可能ですので、今の自分を客観的に見たり、興味の方向性を整理したりなどして時間を有効的に使いましょう。

 

辞めても良い人

  • ・体調が一向に良くならない人
  • ・辞めたいという気持ちが日々大きくなる人
  • ・職場での目標がない人
  • ・「職場に迷惑がかかる」という理由から辞められない人
  • ・ホテル以外で気になる業界がある人

上記に当てはまる人は、今のホテルを辞める決断をして問題ありません。

 

前項で、仕事を続けながらの転職活動も可能とご紹介しましたが、「こんな状態で転職活動なんてできない……」と感じる方は、いっそ辞めてしまった方が良いでしょう。

 

「3年は働かなければ」などの強迫観念にとらわれすぎれば、今の仕事、転職活動のどちらも上手くいかなくなる恐れがあります。逃げの転職かどうかは、未来の自分にしかわかりません。周りの意見に振り回されすぎないようにしてくださいね。

 

ホテルを辞めたい新卒が取れる4つの解決策

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自分が続けるべきか、辞めるべきかがイメージできたら、この後どうするかを考えていきましょう。ホテルを辞めたい新卒が取ることができる、4つの解決策をご紹介します。

 

今のホテルで働き続ける

今のホテルでもう少し続けてみよう、と心に決めた新卒におすすめなのは目標を立てることです。

 

目標は、自身のスキルアップ、先輩から技を盗む、ストレスに感じることを減らすなどどんな小さなことでも構いません。目標があれば、ちょっとやそっとでは動じなくなります。目標に向かって働いていても辞めたいと感じるのであれば、その時辞めれば良いのです。

 

働き続けるための具体策をご紹介している下記記事も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

ホテルを辞めたい!と思う理由とホテルを辞めないための対策

 

別のホテル・旅館へ転職する

「仕事は楽しい、でもこのホテルでは働き続けたくない……」という新卒は、別のホテルや旅館へ転職しましょう。

 

転職先は今のホテルに似た業態のホテル・旅館でも問題ありませんが、できれば全く別業態のホテル・旅館にも目を向けてみるのがおすすめです。別業態の方が自分に合っていた、ということも少なくないようですので、ぜひたくさんのホテル・旅館を調べてみてください。

 

ホテルにおけるホワイト企業の見分け方はある?ブラック企業との違いを解説!

 

他業界の接客業に転職する

宿泊業界で働き続けることに難しさを感じた新卒は、他業界の接客業に就くのも良いでしょう。接客業と一口に言っても、その種類は多岐に渡ります。

 

たとえば、カジュアルなアパレル業や飲食業であれば今よりフランクな接客ができる可能性が高いはずです。営業時間が短いゴルフ場などでは、連日17時の定時上がりも夢ではありません。世の中にはたくさんの仕事がありますので、広い視野で転職先を探してみてくださいね。

 

接客業の職種はどんなものがある?各職種のやりがい・大変なことは?

 

全く別の仕事に就く

「もう接客の仕事はしたくない!」という新卒におすすめなのは、第二新卒を歓迎する企業やポテンシャル採用を行う企業への転職です。

 

新卒入社3年以内の第二新卒に、高い価値を見出す企業は少なくありません。若年層を積極採用する企業は柔軟な考え方を持っていることも多いので、目指す業界・職種があればこれを機にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

1年未満・1カ月での退職も!仕事を辞めたい新卒が取るべき行動や退職までの流れを解説

 

「辞めたい」が言えない新卒必見!上司が怖い・試用期間中など言えない理由別の対処法を紹介

 

今のホテルを辞めたい新卒は他のホテルを見てみよう

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ホテルに新卒入社をした方は思いやりの心が備わっており、相手の気持ちを読む能力にも長けているという方が大半です。優しさから「今辞めたら迷惑がかかる……」と辞めることを躊躇(ちゅうちょ)している新卒もいることでしょう。

 

しかし、自分が壊れてしまってからでは取り返しがつきません。仕事でもプライベートでも心からの笑えるようになるためにも、ぜひ自分自身を大切にしてくださいね。

 

別のホテル・旅館に転職を検討している新卒は、当サイト「おもてなしHR」の転職アドバイザーが力になります。なぜ辞めたいと思ったのか、次の職場にはどんなことを期待しているのかをお聞かせください。悩みを解消できるホテルや旅館を、一緒に探しましょう!

 

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