フリーターの履歴書・職歴はどう書く?アルバイトから正社員に応募する時の書き方のポイントを紹介

プライベートの時間を確保しやすい働き方がしたいと、フリーターの道を選ぶ方は少なくありません。しかし、いざ新しい仕事を始めようと思った時に、履歴書の職歴欄にフリーター期間を書いても良いかは迷ってしまうもの。フリーター期間は、履歴書・職歴欄にどう書けば良いのでしょうか。フリーターから正社員になるためのポイントとあわせて、ご紹介します。

目次

    フリーターのアルバイト職歴は履歴書に書いても良い?

    iStock.com/Koji_Ishii

     

    結論から言えば、フリーター期間中のアルバイト歴は履歴書の職歴欄に記入しても、全く問題ありません。しかし、記入すべき職歴と、記入すべきではない職歴があるため注意が必要です。それぞれの職歴をみていきましょう。

     

    書いても良い職歴は?

    • ・応募職種との関連性が高いアルバイト
    • ・3カ月以上勤務したアルバイト

    上記は、記入した方が良い職歴です。特に、応募職種との関連性が高いアルバイトは良いアピール材料になりますので、必ず記入しましょう。

     

    また、離職期間中、次の仕事の繋ぎとしてアルバイトをしていたという方であっても、3カ月以上働いていたのであれば職歴欄に記入しておくのが得策です。空白期間からネガティブな印象を受ける採用担当者も少なくありませんので、臆せず記入しましょう。

     

    書かない方が良い職歴は?

    記入すべきではないのは、短期間のアルバイト歴です。

     

    終身雇用の意識が薄まりつつある現代であっても、ジョブホッパーを歓迎する企業はまだまだ少ないもの。採用担当者に「仕事が続かなそう」という悪い印象を与えないためにも、特別な理由がない限り記入は避けておくのが無難です。

     

    ただ、短期バイトを転々としているフリーターの方もいることでしょう。その場合は、職歴欄の書き方を少しだけ工夫する必要があります。

     

    短期バイトのネガティブな印象を軽減する職歴の書き方は、記事後半で詳しくご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

     

    フリーターの履歴書・職歴欄の書き方の基本

    【履歴書の書き方】フリーターの職歴

    ©nextbeat

     

    履歴書・職歴欄の記入に進む前に、書き方の基本をおさらいしておきましょう。フリーターの履歴書・職歴欄の書き方の基本を4つご紹介します。

     

    経歴詐称は言語道断

    フリーターであることに引け目を感じている方もいるかもしれませんが、いかなる場合でも経歴詐称は行ってはなりません。仮に詐称した経歴で入社できたとしても、発覚すれば最悪の場合、懲戒解雇になってしまいます。

     

    「少しぐらいはバレないだろう」と詐称しても、社会保険や雇用保険などの加入期間の食い違いから嘘は発覚してしまうもの。心地よく働き続けるためにも、経歴の書き換えはNGと肝に銘じておいてくださいね。

     

    企業名・店舗名・部署・職種は正式名称で記入

    履歴書・職歴欄には、企業名を記入します。アルバイト勤務であっても、企業名は正式名称で記入するのが基本ルール。(株)などの略称は使用しないよう、注意してくださいね。

     

    企業名と同様に、店舗名や部署・職種も正式名称で記入します。

     

    アルバイトだったとわかるように記入

    企業名・店舗名・部署・職種などを記入した横には、アルバイトとして勤務していたことがわかるような記入が必要です。

     

    記入がない場合は、「正社員」と捉えられます。意図せず経歴詐称になっていた、なんてことにならないよう、気を付けましょう。

     

    業務内容は簡潔に記入するのがおすすめ

    履歴書の学歴・職歴欄に余裕があれば、入社年月と企業名を書いた下の行に、業務内容を簡潔に記入するのがおすすめです。

     

    持っているスキルがわかれば、採用担当者も選考を進めやすくなります。応募企業・職種のプラスになりそうな業務内容やスキルは、簡潔にまとめて記入しておきましょう。

     

    次項からは、「職歴が多い」「複数の短期バイト」「経歴がアルバイトのみ」というケース別の履歴書・職歴欄の書き方を、見本付きでご紹介します。

     

    フリーターの職歴の書き方[1]:職歴が多い場合

    職歴が多い場合は、入社・退職を1行にまとめて記入する、あるいは直近の職歴を優先的に記入し、職務経歴書で補足するという方法で職歴を記入しましょう。それぞれの例をご紹介します。

     

    入社・退職を1行にまとめて記入する場合

    【履歴書の書き方】フリーターの職歴

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    職務経歴書で補足する場合

    【履歴書の書き方】フリーターの職歴

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    正社員の場合は、退職年月の下の行に「一身上の都合により退職」と記入するのが一般的ですが、アルバイト勤務ではあらたまって記入する必要はありません。入社の行と同じように、企業名の横に「退職」とだけ記入し、1行に収めるのが一般的です。

     

    記入する学歴・職歴を履歴書の左面、あるいは右面にきれいに収める際に、「現在に至る」と「以上」を同じ行に記入しても良いこととあわせて、覚えておきましょう。

     

    フリーターの職歴の書き方[2]:複数の短期バイト経験がある場合

    【履歴書の書き方】フリーターの職歴

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    複数の短期バイトを履歴書に記入したい場合は、1行にまとめて記入しましょう。短期バイトを記入したことでプラス評価になる、ということは考えづらいものですが、空白期間がないという証拠にはなります。

     

    ただし、短期バイトはアピール材料にはなりません。ここぞとばかりに情報を付け足してしまえば、かえってお門違いな印象を与えかねませんので、記入は必要最低限の情報に留めておきましょう。

     

    フリーターの職歴の書き方[3]:経歴がアルバイトのみの場合

    【履歴書の書き方】フリーターの職歴

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    経歴がアルバイトのみのフリーターは、上記のように記入します。少しでも魅力的に見せるためにも、行内に収められる限り、具体的な業務内容を記載しておくのが得策です。

     

    アルバイトのみの経歴を見れば、採用担当者は少なからず「なぜ正社員を避けてきたのか?」と疑問に思うはず。もし、正社員の求人に応募するのであれば、志望動機や自己PRも上手く活用し、マイナスイメージの払拭に努めましょう。

     

    フリーターから正社員応募をする際の職歴のポイントとは?

    前項でも軽く触れましたが、フリーターからの正社員転職は簡単なものではありません。経歴がアルバイトのみという求職者であれば、そのハードルはますます高くなることでしょう。

     

    そんなフリーターからの正社員応募で重要なポイントは、履歴書の項目をフル活用すること。他の応募者と差を埋めることを意識し、まずは職歴欄・志望動機・自己PRをフル活用したアピールを考えましょう。もちろん、使用する写真や封筒まで気を遣うのも重要です。

     

    そして、試行錯誤を繰り返しながら、求職活動を行うことも忘れてはなりません。

     

    1度や2度の応募で採用を掴めるほど、フリーターからの正社員転職は簡単なものではありませんので、スキルアップをするための期間と腹をくくり、さまざまな方法で何度も挑戦しましょう。

     

    フリーター期間の職歴は伝え方が重要!

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    フリーターは、正社員よりも社会的な信用を得づらい働き方です。そのため、求職活動でマイナススタートになることは避けられないでしょう。

     

    しかし、過去は変えることはできません。下を向いていても前には進めませんので、まずは自分に自信を持ち、1歩を踏み出すことから始めてみましょう。

     

    宿泊業界の転職であれば、私たちおもてなしHRが力になります。フリーターからの正社員応募も全力でサポートしますので、気になる方はぜひ気軽に登録してみてくださいね。

     

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